よくActiveDirectory又は、ADという言葉はで耳にすると思います。
業務でActiveDirectoryを触れていればわかりますが、触れたことがなければActiveDirectoryはPCを管理するツール。
くらいしか思いつかないと思います。
想像してみてください。
社員の一人が急に退職してしまい、ログインする時のパスワードがわからなくなってしまったらどうしますか?
好き勝手にパソコンが使われている状態をどうしますか?
フロアのプリンタが入れ替わり50台近くのプリンタを1台ずつドライバをインストールしなければいけなくなったらどうしますか?
そういった1台1台に何かしなければならない問題を全てサーバで集中管理するというのがActiveDrectoryの考え方の第一歩です。
実際にActiveDirectoryでできる例を挙げます。
ユーザアカウント管理
ActiveDirectoryを使いログインユーザとパスワード(他にも権限など)をサーバーで一元管理できます。
ActiveDirectoryを使用しない場合(WORKGROUP)ユーザ管理はパソコンごとにユーザー名とパスワードを持っていて、管理はバラバラで、ログインパスワードがわからなくなったら最悪の場合にはリカバリーするしかありません。
又、パソコン本体も無法地帯でやりたい放題となります。
ActiveDirectoryを使うことにより、ユーザーとパソコンを一元管理できます。
パスワードを把握できませんが、わからなくなってしまったパスワードをサーバーから変更する事ができます。
又、同じActiveDirectory内(ドメイン参加)していればどのパソコンからでも自分のアカウントでログインできますし、設定次第で、どのパソコンからログインをしても、デスクトップが同じ状態で使用でき、例えパソコンが壊れても、すぐに別のパソコンから作業を続行することが可能です。
他にも、ActiveDirectoryのグループポリシー機能を使えば、社内のセキュリティ設定、ネットワーク設定、プリンター設定等を一括で行うことができたりで、社内に10台以上パソコンがある会社は非常に便利だと思います。