OSとアプリの中間に位置する「ミドルウェア」とはなにか?
ミドルウェアはOSとアプリケーション間でのやり取りをスムーズに行えるようにしています。基本的、汎用的な機能はミドルウェアが提供していますが、この基本的とは何でしょうか?
この基本的、汎用的な機能は、
- データベースに対するアクセス要求の管理
- 文章や画像などを表示する
というような、ある分野においては必ず使用することになる機能のことです。
専門的な動作では共通して使用する機会の多い機能をミドルウェアが提供しています。この機能をアプリケーション側で持つ場合、共通した機能を個々のアプリケーションが持つ事になりとても無駄です。なので個々に用意せず共通のミドルウェアを利用する事で基本的な動作を行っています。
共通したミドルウェアの機能を利用してアプリケーションを開発すると、アプリケーション間の互換性を得やすくなります。また、複数のOSやハードウェアに対応しているミドルウェアの場合は、OSやハードウェアを変更した場合でも比較的簡単に利用する事が出来ます。
※アプリケーション
- 文書作成ソフト、計算ソフト、メール送受信、音楽再生
- OSのみでは出来ない特別な機能を提供して
- 目的に応じた作業を行うことを可能にする
※OSとは
- (オペレーティングシステム)
- Windows,Mac_OS,Linuxなど
- コンピュータを動かす基本的な管理・制御を行っている
- パソコンを動かす土台