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3分間スピーチ

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キリコ祭り

F・Sさん(♂)

皆の中にも、お祭りが好きという人がいると思う。お祭りといえば神輿を担ぐイメージがあるが、浅草や神田といった下町では盛んな一方、立川近辺の西東京地区ではそこまで大規模に行われている印象はない。そこで今回は、私が生まれ育った能登の祭りを紹介したい。その祭りは「キリコ祭り」と呼ばれ、切子灯籠(きりことうろう)という高さ5~6メートル、大きいものでは10数メートルにもなる巨大な山車を担ぐ祭りである。数年前には日本遺産にも認定され、奥能登各地で開催されている。私の実家がある蛸島町でも、例年9月10日と11日に開催されている。震災前には15基ものキリコが出ていたが、震災後は4基、昨年は5基と規模を縮小して実施されていた。しかし今年は震災から2年が経過し、復興も少しずつ進んできたことから、11基が出る予定であり、以前の約3分の2の規模まで回復する見込みである。私の町内も昨年までは祭りに参加できていなかったが、今年は3年ぶりに復活することとなり、地域全体が大いに盛り上がっている。祭りは担ぎ手が多いほど活気が出るため、興味のある方にはぜひ参加していただきたい。難点を挙げるとすれば、今年の9月10日と11日は木曜日と金曜日で平日のため、有給休暇を取得する必要があることだ。また、衣装として浅草のお祭り用品店などで「鯉口(こいくち)」と呼ばれる祭り用シャツを購入する必要がある。祭りの様子は「蛸島町 キリコ祭り」で検索すると、紹介サイトやYouTubeに多数の動画が掲載されているので、ぜひ見てほしい。非日常を味わえることは保証できるし、大きな声を出してキリコを担げば、日頃のストレス発散にもなること請け合いである。