テイルウィンドシステム 立川市のIT求人 コンサルティング、設計、開発

3分間スピーチ

  1. Home
  2. /
  3. 3分間スピーチ
  4. /
  5. トランジションカーブ
D・Sマネージャ(♂)

トランジションカーブ

D・Sマネージャ(♂)

身の回りの変化や新しい知識や技術を身に付ける際に、その変化に対する人の反応とその移り変わりを表す「トランジションカーブ」というモデルがある。「拒絶」「抵抗」「探求」「やる気」の4つのフェーズに分けられ、時間軸と共にどのように変化していくのかが分かる。我々IT業界でも知識や技術を身に付けていく中でこのフェーズに触れていくことが多いだろう。まず未知の存在と出会った際、人は拒絶の感情を抱く。そうする事で予期せぬ変化へのショックを和らげる。次の抵抗フェーズでは苦痛レベルが上がり、事態が悪くなっていくように思える。ここに時間がかかってしまうと精神的にも様々な症状が出てくる可能性がある為、しっかりと自分の感情と向き合う事が次のフェーズへの近道となる。このようにもがき苦しんだ後にはようやくポジティブな思考へ転換する事ができる。それが探求フェーズだ。新しい発見、目標が出来、様々な事柄への探求心が芽生えてくる。最後に様々な困難を乗り越え、新たな目標を見出した暁にはその新たな変化に適応する事が出来る。このようにアクションまで実行できた時に人は成長していくのだ。新たな変化に直面した時、自分がこのトランジションカーブのどこに位置しているのかを意識する事で、苦しい状況から抜け出せる近道となるのかも知れない。