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3分間スピーチ

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J・S部長(♂)

先日、子供の運動会を見に行った。運動会では、競技でお互いに競い合う中、ハプニングが起きることもある。子供が参加した競技に、ムカデ競争があった。お互いの足をつないでいた紐が解けてしまい、順位を落としてしまったそうだ。帰宅後に話を聞くと、紐が短く、しっかりと結べていなかったとのことだった。実は、私にも運動会で苦い経験がある。リレーの1番走者だったとき、スタートダッシュで足を滑らせ、順位を落としてしまったことがある。今年の運動会を見ていると、リレーでは2番走者が1番走者のスタートをサポートする形になっており、過去の経験や失敗を踏まえ、対策が取られているのだと感じた。ムカデ競争についても、紐の長さや結び方など、今回の失敗を踏まえて改善できることがあるのではないかと思う。先日、PHPの脆弱性が話題になり、担当している案件の環境もその対象となった。普段は操作していない内部環境だったため、急きょ対応することになった。手順書もなく、これまでに経験したことのない対応だったが、試行錯誤を重ね、時間はかかったものの、何とか完了することができた。今回の対応も、事前に環境を把握し、手順を整理しておけば、もっとスムーズに対応できたのではないだろうか。そして、今回の対応方法をノウハウとしてきちんと残しておけば、次に同じようなことが起きた際、より迅速に対応できるはずである。運動会でのハプニングも、仕事でのトラブルも、起きてしまったことを振り返り、次に活かすことが大切である。失敗やトラブルを単なる経験で終わらせるのではなく、原因を考え、改善策を見つけ、それをノウハウとして残すことで、次に同じことが起きたときの対応力を高めることができる。今後は、問題が発生してから対応するだけでなく、事前の確認や準備を心がけるとともに、今回得た経験もしっかりと記録に残し、次に活かしていきたい。

M・Dさん(♀)

先日、家族と富士登山に挑んだ。主人と私は富士登山のベテランであり、子供も3年連続で登頂していることから、今回は上級者向けで最も過酷なルートと言われる御殿場ルートに初めて挑戦することにした。登山に向けて、持ち物の入念なチェックや体力向上のための早朝ランニング、練習登山など、事前の準備をしっかりと行い、当日に臨んだ。当日は台風25号の影響で、天候がかなり悪かった。午前3時に登り始めたものの、強い雨に加え、気温も3℃ほどしかなく、体力を大きく消耗した。そのため、6合目に到着するまでに5時間ほどかかってしまった。少し休憩して6合目を出発すると、強い雨に加えて風も激しくなり、厳しい状況が続いた。何とか8合目に到着したが、登り始めてからすでに8時間が経過していた。そのとき、子供の様子がおかしいことに気づいた。手が赤く腫れ、冷たくなっていたのだ。手袋をしていたものの、雨で濡れてしまい、冷たい風にさらされたことで、軽い凍傷になってしまっていた。応急処置をしたが、この状況で頂上を目指すのは危険だと判断し、やむなく下山することにした。下山を始めてしばらくすると、それまでの天気が嘘のように、一瞬、晴れ間が広がった。視界が悪くて気づかなかったが、すぐ目の前には宝永山の山頂が見えた。子供の様子も落ち着いていたため、立ち寄ってみることにした。宝永山の山頂からは、直径約1kmにも及ぶ巨大な火口を見下ろすことができた。まるで別の惑星にいるかのようなダイナミックな景色に、とても感動した。宝永山を後にすると、再び悪天候に見舞われ、その後の下山も大変なものとなった。今回の富士登山は厳しいものとなったが、私は2つのことに気づかされた。1つ目は、どれだけ準備をしても、万全とは言い切れないということ。2つ目は、無理に進むことだけが前進ではないということだ。頂上を目指すことを断念し、引き返す決断をしたからこそ、宝永山の壮大な景色に出会うことができた。この経験を通じて、時には引き返す勇気が、新たな発見や大きな学びにつながることを実感した。また来年も、富士登山にチャレンジしようと思う。

M・S執行役員(♂)

私は最近、生成AIがもたらす変化の大きさに、強い衝撃を受けている。現在、当社ではDX戦略の策定を進めている。当初は一般的なクラウドサービスの活用を中心に検討していたが、議論を進める中で、私自身の考え方が大きく変わった。そのきっかけは、AIを活用した業務やシステム開発の可能性に触れたことである。正直なところ、最初は半信半疑であった。しかし、これまで長い時間をかけて取り組むことを想定していた資料の作成が、AIを活用することで短期間に高い完成度まで進んだのである。実際にその成果を目の当たりにし「これは本当に時代が変わるかもしれない」と感じた。特に印象的だったのは、大量の資料を読み込み、分析する業務である。従来は多くの時間を必要としていた作業も、AIを活用することで、短時間で分析結果をまとめ、レポートを作成できるようになった。こうした経験を通じて、AIは単なる作業の効率化にとどまらず、仕事の進め方そのものを変える力を持っていると実感した。私がここに大きな可能性を感じるのは、AIによって、一人ひとりができる仕事の幅を広げられるということである。これまでシステム開発には、要件定義、設計、プログラミング、テストなど、専門的な知識や豊富な経験が必要とされてきた。しかし、AIを活用することで、そのハードルは下がり始めている。少人数でも、新しいサービスや仕組みを生み出せる時代が到来しつつあるのだ。一方で、こうした変化は、当社にとって大きな転換点でもある。これまで主力としてきた事業も、今後、大きな変革を迫られる可能性があるからだ。しかし、私はこの変化を悲観していない。むしろ、変化を恐れず、先取りできる企業にとっては、大きなチャンスになると考えている。AIに仕事を奪われることを恐れるのではなく、AIを武器として新しい価値を生み出す。その挑戦を続けることで、企業としてさらに成長できるはずである。皆にも、ぜひ「今までこうだった」という発想だけでなく「AIがあれば何ができるか」という視点を持ってほしい。そして、互いに知恵を出し合い、新しい可能性に挑戦しながら、これからの未来を一緒に創っていきたいと思う。

K・U取締役(♂)

ISOの審査では、当社が確立した品質・環境・情報セキュリティに関する仕組みの適合性と有効性が確認される。適合性の確認とは、要求事項を満たす仕組みが確立され、適切に運用されているかを確認することである。一方、有効性の確認とは、その仕組みを運用した結果、意図した成果が得られているかを確認することである。例えば、ルール通りに運用していても、苦情やインシデントが減らない、環境負荷が低減されないといった場合は、仕組みが十分な成果につながっていないと考えられる。ISOの審査では、こうした「実施状況の確認」と「成果の確認」が重要となる。これらを平易な言葉に置き換えると、①やるべきことが明確になっているか、②それらが適切に実施されているか、③実施した結果、意図した成果が得られているか、ということである。この考え方は、ISOの審査だけに限ったものではなく、日々の業務にも当てはまる。具体的には、①目的や目標を達成するために実施すべき事項や計画が明確になっているか、②日々の作業や活動が計画に基づいて実施されているか、③適切なタイミングや頻度で実施状況と成果を評価し、成果が得られていなければ計画を見直しているか、ということである。お気づきの通り、これらはPDCAサイクルと呼ばれるマネジメントの基本である。業務がうまく回らない、目標が達成できないといった問題の主な原因として、実施すべきことが決まっていない、内容が不明確である、あるいは明文化されていないことが挙げられる。また、実施状況は確認していても、成果の評価が不十分で、必要な計画の見直しが行われていないことも原因の一つである。改めて活動の原点であるPDCAサイクルを徹底し、日々の業務の改善と目標の達成につなげ、今年度のラストスパートを飾ってもらいたい。

S・Tさん(♂)

今年の夏は、台風が特に多かったように感じる。実際、今年は既に台風30号が発生しており、年間30個以上の台風が発生するのは珍しい。台風について調べていたところ、Xで興味を惹かれる投稿を見つけた。10月6日、太平洋上にあった台風27号に航空機を飛ばし、直接観測を行うというものだ。実施したのは、横浜国立大学に設置された台風科学技術研究センター(TRC)である。TRCでは、航空機から「ドロップゾンデ」と呼ばれる小型の気象測定器を投下し、台風を直接観測する取り組みを続けている。興味を持った私は、気象庁とTRCが共催した「台風防災シンポジウム」のアーカイブ動画や資料を視聴し、台風に関する新たな知見を得た。特に印象に残ったのは「気温が高くなると、台風の移動速度が遅くなる」という話である。台風の動きが遅くなると、同じ場所に長くとどまり、災害が大きくなる可能性がある。台風の移動には偏西風が大きく関わっており、南北の温度差が小さくなると偏西風が弱まり、台風の移動速度も遅くなるという。近年では、地球温暖化との関係も研究されており、こうした知見が台風の進路予測の精度向上に役立っている。私たちが台風情報に求めるのは「日本に上陸するのか」「いつ上陸するのか」「どれくらいの強さなのか」といった情報である。その正確な予測には、日々の観測と研究による知識やデータの積み重ねが欠かせない。今回、興味本位で視聴したシンポジウムを通じて、台風の仕組みを解明し、防災に役立てようと真剣に研究に取り組む人々の存在を知った。普段、当たり前のように目にしている天気予報や台風情報も、こうした地道な努力に支えられている。今後は台風の予報を見る際にも、その背景にある研究の成果を意識してみたい。

A・Kさん(♀)

最近、テレビを見て心に残った言葉が2つある。1つ目は、「今、あなたの上に現れている能力は氷山の一角、真の能力は水中深く深く隠されている」という言葉だ。9月の最終週から始まった朝の連続テレビ小説「ブラッサム」のモデルとなっている宇野千代さんの言葉である。宇野千代さんは、明治30年から平成8年まで、98歳で亡くなるまで波乱万丈な生涯を送った方だ。恋多き女性としても知られ、小説家、着物デザイナー、実業家など、多彩な才能を発揮した。常に前向きで、どんなことがあってもへこたれず、次に向かって進んでいくバイタリティあふれる方である。その生涯とこの言葉を併せて考えると、自分もまだまだこれから何かできるかもしれないと思えてくる。とても勇気が湧いてくる言葉だ。2つ目は、「秀でた人は人並み外れた仕事へのこだわりを持っている」という言葉だ。「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられていた、警視庁捜査支援分析センターに勤める三浦達也さんという警部補の方が、「プロフェッショナルとは何か」という問いに対して語った言葉である。捜査支援分析センターは、防犯カメラに映った映像などを解析することを専門とする部署だ。三浦達也さんは、特に自転車の分析を得意としており、自転車のモンタージュを作成して捜査に役立てている。容疑者を割り出す特定率は6割を超えているそうだ。今では、自転車の分析が犯人特定の切り札となっているが、そこに至るまでには、三浦達也さんの並々ならぬ努力と忍耐があった。20年ほど前から、捜査には分析が大切だと一生懸命に訴え続けてきたものの、当初は誰にも相手にされず、かえって煙たがられてしまっていたそうだ。それでも自分を信じ、人知れず十数年にわたって努力を重ねてきたからこそ、分析によって容疑者を割り出し、犯人逮捕につなげるという新たな分野を切り開くことができたのだ。三浦達也さんは、こんなことも語っていた。「自分は何をやってもダメだと思ってしまう人がいるかもしれないけれど、決してそうではない。ほんの何か一つ、自分に向いていたことがうまくいったから、今がある。だから、あきらめないでほしい。すべての人にチャンスはあるし、何かきっとある。」この2つの言葉は、宇野千代さんと三浦達也さん、それぞれが人生をかけて歩んできたからこそ生まれた言葉なのだと思う。だからこそ、力強く、人に勇気を与えてくれるのだろう。自分の可能性を信じて挑戦し続けること、そして、一つのことにこだわり、努力を重ねること。その大切さを、改めて感じさせてくれる2つの言葉であった。

H・T本部長(♂)

私の座右の銘は「いいことはおかげさま、悪いことは身から出たさび」という言葉だ。この言葉から、私は相田みつをさんの作品にも通じる、人として大切な生き方を思い浮かべる。この言葉には、私たちが日々の生活や仕事の中で忘れてはいけない、大切な教えがあると考えている。まず、「いいことはおかげさま」について考えてみたい。仕事で成果が出たときや目標を達成できたとき、私たちはつい自分の努力や能力を誇りたくなるものである。もちろん、自分自身が努力することは大切だ。しかし、その成果の陰には、助けてくれた同僚、支えてくれた上司、協力してくださったお客様、そして家族の存在がある。日本には、昔から「おかげさま」という言葉がある。自分一人の力だけで生きているのではなく、周りの人や目には見えない支えがあって、今の自分があるという考え方である。うまくいったときこそ、周りへの感謝を忘れない。そんな姿勢を大切にしたい。一方、「悪いことは身から出たさび」である。失敗したときや思うような結果が出なかったとき、つい環境や他人のせいにしたくなることがある。しかし、そんなときこそ、自分の言動や仕事の進め方に問題はなかったかを振り返ることが大切である。もちろん、すべての失敗が自分だけの責任というわけではない。それでも、自分に改善できることを探し、次に生かす。その積み重ねが、人としての成長につながるのである。私は、この言葉には、日本人が昔から大切にしてきた「感謝」と「反省」の心が表れていると感じる。仕事においても、うまくいったときには周りのおかげと感謝し、うまくいかなかったときには自分を振り返り、改善していく。こうした姿勢を忘れず、周囲への感謝を大切にしながら、日々成長していきたい。

N・H支店長(♀)

シルバーウィークの際に、鳥取県西部にある「大山」へ、実に20数年ぶりに行ってきた。大山の「鏡ヶ成」という場所にあるハンバーガー店を訪れることが目的であったが、久しぶりに訪れた「鏡ヶ成」の印象は、「こんなに狭かったかな」というものであった。一緒に行った主人からは、「見る場所や角度によって印象が変わるのではないか。違う場所から見たら、以前と同じように見えると思う」と言われた。確かに、以前に比べて新しい施設が複数でき、訪れた人が楽しめるように整備されている様子を見ると、いつも見ていた方向とは少し違う場所から見ていたのかもしれないと思った。また、途中で「大山寺」にも立ち寄ったが、参道周辺には海外のアウトドア用品メーカーの直営店ができていたり、足湯が設けられていたりと、こちらも様変わりしていた。これまでの観光資源を活かしながら、新たな取り組みを進めている様子は、普段の私たちの仕事でも学ぶべきところがある。現状の実績だけで満足するのではなく、目線を変えて新たな取り組みを進めていくことが、更なる発展につながるのだと改めて感じた。

Y・Y専務取締役(♂)

皆は普段、生活の中でどれくらい「ルール」を意識しているだろうか。車を運転する際の交通ルールや公共交通機関のマナーなど、世の中には数多くのルールが存在する。こうしたルールには、単に人を縛るためではなく「安全に、心地よく過ごすため」という共通の目的がある。ルールは、日常の安心を支える重要な基盤だ。SES業務においても、以前に比べてルールが厳しくなり、当社だけでなく、各社のSES営業も苦慮しているはずだ。これらも、コンプライアンスリスクの回避や契約責任の明確化を目的としたものだろう。社内でも、日々の工数入力や勤怠登録、稟議の申請など、多くのルールがある。時には「少し手間だな」「面倒だな」と感じることもあると思う。しかし、会社のルールを守ることは、日々の業務を円滑に進めるだけでなく、企業としての「法令遵守(コンプライアンス)」にも直結している。法令遵守を徹底するためには、まず「社内ルールの遵守」から始めなければならない。もし一人ひとりが「これくらいなら大丈夫だろう」とルールを軽視してしまったら、情報漏洩や労働環境の悪化など、大きなリスクを引き起こす可能性がある。小さなルール違反が、最終的には会社全体の社会的信用を失墜させ、重大な法令違反へと発展することもある。大きな不祥事を起こした企業の事例を見ても、最初から「法律を破ってやろう」と考えて起きたケースばかりではない。その多くは、社内ルールが形骸化するという小さな綻びから始まっているのではないだろうか。最近でも、品質不正や横領・着服など、多くの企業不祥事が報じられている。コンプライアンスという言葉は難しく聞こえるかもしれないが、その第一歩は、私たちが目の前の社内ルールを一つひとつ丁寧に守るという、当たり前の行動から始まる。日々の業務の中で、身近なルールの意味を改めて考え、一人ひとりがその遵守を意識することで、お互いに気持ちよく、安全に業務に取り組んでいこう。

M・Nさん(♂)

先日、地元の公民館で開催された相続に関する講座へ参加した。そこで聞いたところでは、まだ相続登記の手続きをしていない方がかなり多いとのことだった。私の地域では、森林管理に関する問い合わせをきっかけに登記情報を確認する機会があったが、名簿には明治や大正生まれと思われる方の名前が多く残っていた。相続登記が行われないまま年月が過ぎると、現在の所有者が分からなくなり、地域の管理や各種手続きにも支障が生じる。相続登記は2024年4月から義務化されており、不動産を相続したことを知った日から3年以内に申請する必要がある。義務化前の相続についても、未登記であれば原則として2027年3月31日までに手続きを行う必要があり、正当な理由なく放置した場合は10万円以下の過料の対象となる。講師によれば、登記を長年放置した結果、相続人が100人を超え、合意形成や書類の収集に大変な苦労を要した事例もあったという。相続は誰にでも関係する身近な問題であり、先延ばしにするほど手続きが複雑になる。法令や社会のルールを守ることは、企業活動だけでなく、個人にも求められる。相続登記もその一つであり、まさに身近なコンプライアンスと言えるだろう。該当する可能性がある方は、早めに自身の状況を確認し、必要な手続きを進めることが大切である。