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3分間スピーチ

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予知能力を高める

迎社長(♂)

先月に全社員で毎年恒例のISO研修を行い、インシデント防止対策を徹底した。万が一の一大事を防ぐために、本日から7月度をインシデント防止強化月間とする。今はやりの”ChatGPT”であるが、私も色々と試しつつ利用している。今回、インシデント防止対策をする目的とどのような観点で行うべきか等のキーワードを入れて調べてみたところ、単にインシデントを起こさない為のアイデアだけでなく「組織やチームがインシデントに対応する能力の向上が必要」「チームの連携とコミュニケーションを改善する機会」等の答えが返ってきた。コミュニケーションと言えば、あるお客様の会社で、電話応対のルールとして新入社員に「お客様の前では上司も呼び捨てにするように」と先輩が指導したところ、電話を取り次ぐ際に私で言うと「迎社長、お電話です」を「迎、お電話です」と言ったそうだ。まさか、そんな訳ないだろ!?とその場では言ったが。。つい先週のことであるが、新入社員との懇親会の後、帰る方向が一緒だった社員が私が呼んだ代行に乗って先に帰ってしまうという出来事があった。ちょっとした認識のズレ、感覚のズレ等が重なった為ではあるが、まさか。。と思う出来事は実際には起こり得るのだ。今回は笑い話で済ませることは出来るが、お客様の本番環境を触る作業の際にこのようなズレが生じたらどんなことが起きるだろうか。今と昔では「当たり前」のことがズレているはずだと肝に銘じ、行動を予知していかなければインシデントの対応をしていくのは難しいのかも知れない。多分、大丈夫「だろう」ではなくもしかしたら間違う「かもしれない」と安全運転と同じように意識して強化月間をインシデントゼロで終えたい。