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K・Tさん(♂)

吃音症と上手に付き合う

K・Tさん(♂)

「吃音症」をご存知だろうか。会話の際に円滑に話す事が出来なかったり、スムーズに言葉が出てこない症状をいう。「吃音症」と一言で言っても3つに症状が分かれており、語音・音節を繰り返す連発型、音を引き延ばす伸発型、言葉が詰まって出てこない難発型というものがある。成長するに従って軽減されることも多い為、子供の病気だと思われがちだが、大人でも100人に1人が発症していると言われ、悩まされている人も多い。大人は子供と違い、吃音を隠そうとして変化を加えたり、人と話すことを避ける人も多いため、社会参加やコミュニケーションの妨げになってしまうことがあるそうだ。私は大学生の頃のトラウマで吃音症が発症したのだが、その時は友人に相談し、理解してもらい一緒に対策を考えてもらう事で安心することが出来た。誰かに理解してもらう事で不安は除かれるものだと実感した。実際に行った対策としては、出てこない言葉の前に出てきやすい言葉をつけてワンクッション挟むことでスムーズに会話が出来る事が多くなった。現在でも確立した治療法は存在しないとのことだが、吃音とも上手に付き合いつつ、努力だけでどうにもならない時には周りにも理解していただきながらコミュニケーションを取っていきたい。