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特性要因図の活用

M・Nマネージャ(♀)

私が今まで受けた研修の中で、特に心に残っている研修がある。その研修とは「特性要因図」を使って未来の自分を考えるという内容であった。「特性要因図」とは、製造の現場等で品質を確保するために何が必要かの原因を考える時によく使われ、特性と要因の関係を系統的に線で結んで現した図である。この出来上がった図を見てみると魚の骨に見えることから、別名を「フィッシュボーンチャート」と呼ばれる。作り方としては魚の頭の部分に「特性(結果)」を書き、その結果を得る為に考えられる「要因」を大骨や小骨の部分に配置していく。私が受けた研修では「特性」に「なりたい自分」を配置し、どうすればその自分に近づけるか、要因を考えていくという内容であった。理想と現実とのギャップを埋めるにはどうしたら良いのか、掘り下げて書いていくうちに、自分が大切だと思っていること、やりたいと思っていること、課題だと思っていることなどが、はっきりしてきたのを覚えている。主観や先入観になるべく囚われず、あえて批判的に現状を分析するのがポイントだ。今後もし、漠然とした目的や思いを具体化したいと思った際は、このような手法を取り入れてみることもお薦めだ。