SNSの力が強すぎる時代だ。SNSによる選挙戦が注目される大きなきっかけとなったのは、昨年行われた兵庫県知事選挙ではないだろうか。先日の都議会議員選挙でも、若い世代ほどSNSや動画サイトを参考にしたという意見が多く見られた。その中でも、動画配信サービスのTikTokが躍進している。FacebookやXで文章を投稿するのとは異なり、動画による情報発信が主流になりつつあるのだろう。そんな中、TikTokが展開する「TikTok SHOP」が、昨日6月30日より日本でも提供開始されたというニュースが流れていた。「なぜTikTokが?」と思うかもしれないが、そもそもの戦略として、全世界にユーザーを持つ中で市場拡大を計画していたのだろう。「エンタメ業界が自動車業界の時価総額を超えるかもしれない」という記事も新聞に載っていた。時代の変革やAIの登場によって、業界の勢力図が変化しつつある。「強いものが生き残るのではなく、変化するものが生き残る」まさにその言葉通りの時代になってきた。私も、先を見据えて変化していきたいと思う。