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携わったプロジェクトの思い出

Y・M監査役(♂)

2000年頃、シングルサインオンでサーバにログオンできるシステムを開発し、納品した。ところが、バッチ処理は2時間で終わる想定だったにもかかわらず、10時間経っても終了しないという連絡が入り、至急現地に向かうことになった。タイムスタンプをあらゆる箇所に埋め込み、各処理が何時何分何秒に到達するかを追いながら原因を特定し修正したところ、処理時間を30分にまで短縮することに成功した。しかし、その後もさまざまな不具合が続出し、多くの人員を投入する事態となり、最終的には3か月を費やしてようやく満足のいく形で納品することができた。さらに、この作業と並行して、提携金融機関のシステム開発にも携わった。当時はJavaが出始めた頃であり、多い時には150名ほどの製造要員が参加していた。プロジェクトの当初の報酬は約4億円だったが、機能追加などが重なり、最終的には17億円ほどにまで膨れ上がった。この期間が、人生で最も働いた時期であったと今でも感じている。また、2004年頃には半年ほど山形に常駐する業務にも従事した。大変な面もあったが、仕事の合間にはお客様が観光に連れて行ってくれたり、美味しい肉や酒をご馳走してくれたりと、非常に思い出深い時間であった。そして、その年の夏頃に会社のセカンドキャリア制度で早期退職の募集があり、応募し退職したことがきっかけで迎社長と出会い、現在に至っている。振り返れば、とにかくよく働き、そしてよく飲んだ日々であった。仕事は確かに多かったが、辛さはほとんどなく、むしろ毎日がとても楽しかった。自分は「飲むために仕事をする」という感覚であり、嫌な思い出もほとんどない。皆も、辛いことがあっても、飲んで騒いで、その日のことはその日のうちに忘れ、前向きに頑張ってほしい。