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不具合の原因

Y・Yさん(♂)

最近、業務で不具合調査をしていて、強く感じることがある。それは、難しそうに見える問題ほど、実は単純な思い違いが原因であることが多いということである。例えば、ある時「Webページが表示されない」という問い合わせがあった。原因を詳しく調べてみると、単純に接続先を誤っていただけであった。別のケースでは、「権限エラーが表示される」という問題があった。こちらも確認した結果、変更した権限設定がまだ反映されていなかっただけであった。さらに、「サーバのCPU使用率が100%に張り付いている」という相談を受けたこともある。重大障害を疑ったが、実際には「100%使用中」ではなく、「100%利用可能」という意味の表示を誤解していただけであった。もちろん、本当に複雑な障害も存在する。しかし実際には、前提となる思い込みが原因になっているケースは非常に多いと感じている。人は情報を客観的に見ているつもりでも、無意識のうちに自分の予想に合う情報ばかりを集めてしまう。その結果、本当は単純な原因であるにもかかわらず、難しく考えすぎてしまうのである。私自身も、そのような経験を何度もしてきた。だからこそ最近は、調査で行き詰まった時ほど、基本に立ち返ることを意識している。接続先は本当に正しいのか。設定は確実に反映されているのか。表示内容を正しく理解できているのか。こうした初歩的な確認を丁寧に行うだけで、解決できる問題は意外と多い。技術的に難しい知識を学ぶことも重要である。しかしそれ以上に、自分の前提を疑う姿勢こそが、問題解決において大切なのではないかと感じている。