先日、パソコンの使い方を一から教える機会があった。そこで意外と難しいと感じたのが「何から教えればよいのか」ということであった。普段、自分が当たり前のように行っていることなので、いざそれを説明しようとすると、なかなか言葉にすることができない。例えば「ここをクリックしてください」と伝えても、そもそも「クリックとは何か」というところから説明する必要があったのだ。では、自分はどうやって覚えたのだろうかと考えてみたが、全く思い出せなかった。おそらく、誰かに教えてもらったり、本を読んだり、実際に触りながら覚えたりと、さまざまな経験を積み重ねることで、今では意識せずにできるようになったのだと思う。普段は意識していないが、自分が当たり前にできていることも、最初からできたわけではない。これは仕事でも同じことが言える。仕事をしていると、つい「これくらいは分かっていて当然」と考えてしまうことがある。しかし、自分にとって当たり前になっていることでも、誰かにとっては初めて経験することである。逆に、今の自分が苦労していることも、経験を積めば、いつかは当たり前のようにできるようになっているかもしれない。「辛い」「大変だ」と諦めてしまうのではなく、今はできないことでも、いつか当たり前にできるようになると信じて、これからも頑張っていきたい。