最近、飲食店で産地などの偽装が取り上げられている。それをIT業界に置き換えてみた。メニューとは仕様書である。仕様書の中に書いてあることが出来なかったらそれも偽装になる。組み方によってレスポンスを早く出来るにも関わらず、レスポンスが悪いシステムはバグだと言われている。ちょっとした気の緩みで信用は一瞬にして失われてしまうので、プロ意識を持ち信用を築き上げることが大切だと思う。日々の業務の中で、1.01の法則を思い出して頂き、業務にプロ意識を持って取り組んで欲しい。
世界会議のため、ドバイ経由でブラジルに行った。ブラジルは2014年ワールドカップ2016年オリンピックの建設が進んでいるが、スラムの町並みは汚く治安が悪いし、設備も整ってない。ブラジルを開催地に選んだのは失敗だったと言われている。改善しようとしても国全体を改善するのは中々良く出来ない。対照的にドバイは一から新しい都市を作り始め、なんでも世界一を目指し素晴らしい国になっている。会社の体質を変えるのに今までの社風や風習があると、濁った水をキレイにするのと同じ様に難しい。ドバイみたいに一から作り出すと綺麗な町がどんどん出来る。世界の人はスケールが大きい。いずれTWSもそんなスケールの大きいところで勝負出来る様な会社にしていきたい。
過去に就職活動の本を読んだ。印象に残ったのが模範解答は載せないという構成で、質問に対して一例の回答と、その回答に対して良いところと悪いところのコメントが書いてあるものだった。模範解答が記載してあるものだとそれを全て暗記してしまうので、面接で考えていない質問がきたときに対応できない。その作者の本には、軸となる考え方がしっかりしていればどんな質問がきても対応が出来ると書かれていた。仕事上でも役に立つので日々心掛けたいと思った。
先日宮崎駿監督の「風立ちぬ」を主人と観た。私は本来戦争の話は好きではなく、戦争自体があってはいけないことで、更に話を美化するのは好きになれないが、戦争の話は今後の人達に伝えていかなければいけないと思うので、言い続けることが大事だと思う。言い続けることは子育てや仕事に通じるところがある。やってはいけないこと、直して欲しいこと、こういう風にしたほうがいいのではないか、というのは、言い続ける事が必要なのではないだろうか。男性の脳はすぐに結果を求めるが、女性の脳は経過を見守ったり観察することを大事にするらしい。女性にしかできないことを今後の総務や仕事でも生かしていきたいと思う。
11月1日に年間事業報告発表会が開催された。私は今年はサブリーダとして、リーダと共に発表をおこなった。いつも社長が言っている「皆さんのおかげで活動ができる」、このメッセージをどの部も発表の中で伝えていた。それを伝えるのはもちろんだが、私はさらにその先を伝えたいと思った。今年の部内の皆さんの頑張りが、来年度以降のTWSの未来へとつながり、「会社から企業へ」という目標を実現していく、ということを発表内容に含めることができた。私自身、発表できたことに満足しているが、それを社員の皆さんがどう受け止めたかは、年末の結果発表までわからない。今後も毎日工夫・努力し、年末の発表を待ちたい。
昨日、誕生日のサプライズパーティーを開いてもらった。80人以上の社員が会場でスタンバイしており、本当に驚いた。この様なサプライズは今までもあったが、本当に自分は恵まれていると思う。会社が大きくなったなというのと、強制で参加している人がいるのかなと内心思ったが、一人ひとりがわざわざ来てくれたんだと分かって嬉しいと思う。「我は社なり」という言葉がある。自分はTWSの一員で、TWSを代表としてお客様のところで仕事をしているという積み重ねがある。今回、音頭を取ってくれた人も素晴らしいリーダシップを発揮し、あれだけ多くの人達を集めてくれ、そして一人ひとりが賛同し一丸となれるというのは、これからの10年先を見据えたとき強い組織力に変わっていくだろう。嬉しい誕生日を過ごさせてもらい、感謝をした一日だった。