日々、多くの人の支えによって物事が良い方向に進んでいると感じる瞬間がある。例えば、足りなくなりそうなものがいつの間にか補充されていたり、不要なものが知らぬ間に撤去されていたりする。自分が行動できない間に誰かが手を貸してくれていたことに気付くこともある。仕事でも、そのような支えの大切さを痛感する場面があった。業務を進める中で、自分の調査力や技術力では解決が難しい問題に直面した際、上司に相談すると、さまざまな解決方法を提案していただいた。その場で解決出来ず、不安を抱えたまま帰宅した日もあったが、翌日には新たな解決策を提示していただけた。自分が帰宅した後も調査を続けてくださったのだと考えると、感謝の念に堪えない。「縁の下の力持ち」という言葉があるが、この「縁の下」とは縁側の下の部分を指すそうだ。丈夫な家を建てるには、柱や壁といった目に見える部分がしっかりしていることも重要だが、一方で普段は目を向けない縁の下こそが家全体を支える重要な部分であることを教えてくれる言葉だ。私は、人のために自分の時間と労力を惜しまず尽くしてくれる人々に気付ける人間でありたい。そして、自分自身もTWSの一員として、どのような場所であっても自分の価値を発揮できるよう努力を続け、力をつけていきたい。