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余計な心配は余計ではない

M・I室長(♀)

毎日の通勤で電車を利用しているが、数年前からコロナ禍で電車の窓が開いていることが多くなった。私は心配症なため、虫が入ってきたら嫌だな、閉まっていない窓の強度はどうなんだろう、等と余計な心配をして開いている窓下の席には座らないようにしていた。つい先日も通勤するため電車に乗り、いつも通り窓下ではない席に座っていた。すると窓下の席に座っていた男性が「うわ!」と言って急に動き出したので何事かと見てみると、男性の袖に15cmはありそうな巨大ムカデが付いていた。私は虫が苦手なため非常に驚いて動けなかったが、その男性は冷静にムカデを床に振り払い、何人かの乗客でムカデを退治し誰も怪我なく事なきを得た。虫が入ってきたら嫌だなとは思っていたが、今回のような事が本当にあるとは。。余計な心配だと思いながらも窓下の席に座らなかったことが、結果的に厄災を避けることに繋がった。ミスや事故も同じで、起こり得そうなことを予想し、どうしたらその事態を避けられるかを考えて行動していくことで、ミスや事故を起こさない、もしくは避けることができる。何も起こらなければ「余計な心配」で済むが、何かあってからでは遅い。少し意識することで予想外の事態を避けることができるのであればそれは「余計」ではないと思う。