私は「努力」が苦手だ。必要なのはわかっているが、どうにも体が動かない。すぐ楽な方向に逃げる、これが幼い頃からの悪い癖だった。努力の過程で、私たちは多くのことを学び失敗や挫折を経験することで、成長する。ただ高校卒業までの私の人生にはそれがなく、振り返っても何も残っておらず、勉強においてもたくさん差をつけられていた。高校卒業して初めて努力をして、いままで自分にはなかった達成感があり、それが今では人生の軸の一つになっている。努力は自分自身への自信を育てる要素でもある。努力を続けて成果を出すことで「自分にもできる」という自信が生まれる。この自信は、新しい挑戦に対する原動力になるはずだ。しかし「努力が出来ない人」もいると脳科学では言われているそうだが、そのような場合は努力を出来るだけしなくても置いて行かれないような工夫が大切になると考えられている。明日から新しいプロジェクトへ参画することになるが、同期に遅れをとらないよう、自分も精一杯工夫し、努力していく。