皆は心理的安全性という言葉をご存じだろうか。心理的安全性とは「組織やチームの中で誰がどんな発言をしても、発言を拒絶されることも罰せられることもない状態」を表す言葉で、ハーバード大学のエイミー・エドモンドソン教授が1999年に発表した概念である。この言葉が有名になったのは2016年にビックテックの某社が、4年間の調査・研究を経て「生産性が高いチームは心理的安全性が高い」と発表したことからだ。心理的安全性がもたらすメリットとして、仕事に集中できる。コミュニケーションが活発になり、情報交換がスムーズになる。組織への愛着心が高まる。といったことが挙げられる。心理的安全性を高める方法は5つある。「チーム内や1on1で会話する時間を作る」「特定の人に偏らずに発言できる環境を作る」「共通した価値観を作る」「相手を尊重しながら自分の要望・感情を伝える」「会食の機会を作る」の5つだ。この話を踏まえると、TWSは、社訓やGNO(義理・人情・思いやり)のスローガン、社内のイベント等で、心理的安全性を高めやすい土壌が既に作られていると思う。しかしながら、それが本当に生かされているのだろうか?この「心理的安全性」という言葉を意識しながらコミュニケーションを取ったり、仕事に取り組めば、更に良い結果につながるはずだろう。