先日は、母の誕生日だった為、子供と一緒に実家に帰り、お祝いをした。その日、食事している時の話の内容は、世間話だったり、普段の生活の話しだったり、子供の学校の話だったり、たわいのない話ばかりだったが、今のこの日常を過ごせるのは母のお陰だと常々感謝している。何故かというと、数年前になるが、私生活において精神的に参ってしまう出来事があり、数年間、家に引きこもっていた時期があった。そんな時も、母は何も言わずに普通に接してくれたことがありがたかった。まだ子供も小さく、手のかかる時期ではあったが、母が支えてくれたお陰で仕事にも子育てにも専念することが出来た。私が思う親孝行は「幸せにいつも笑っている生活を送り、親より長く生きる事」である。この先、母の誕生日をあと何回お祝いできるのかと考えると少し悲しくなるが、限られた時間を一緒に過ごせることに感謝しつつ、母を大切に生きていきたい。