年明けに起きた能登地方の震災に関して連日報道されていて胸が痛む。皆は何を感じ、何かをアクションしただろうか。とある防災メーカーのアンケートによると防災用品を常備している家庭の割合は6割に留まっているそうだ。私はかれこれ50回ぐらいキャンプに行っているが、電気、ガス、水道、携帯電話が不通な環境に行くといかにライフラインが大切か思い知らされる。私は今回の震災をきっかけに防災用品について改めて整理した。まずはすぐに逃げられるリュック類を玄関に、長期保存水、食料、ライト、小物類をまとめたり、車には生活できるよう、寝具、簡易テント、ポータブルバッテリー類などキャンプを通じて揃えられるものは意外とありそうだ。また、改めて災害が起きたときを想定し、ハザードマップや連絡体制を確認するのも良い。ハザードマップは住んでいるところの災害危険度も明記されている。火災、洪水、建物の倒壊危険度を確認して、いざという時にどのように行動したらよいかを確認しておくのも良いだろう。最後に災害時に家族との連絡体制を決めておいたり災害ダイヤル171やWEB171なども模擬的に利用してみる。携帯が不通になった場合の合流手段なども話し合っておく必要があると感じた。関東地方で首都直下型の地震発生確率は30年で70%と言われている。このように能登地方の震災を教訓に、災害への備えを改めて考えてみるのも良いのではないだろうか。