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3分間スピーチ

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「けじめ」をつけるということ

T・N部長(♂)

あるプロ野球選手が起こした同僚選手に対する暴力事件が話題となっている。球団からは出場停止処分を受け、事実上の解雇とも言われていたが、人気も実力もある選手だったため、次はどこの球団に所属するのかという話も出てきていた。個人的には、謝罪会見等もしていない状況でそのような話題があがることに違和感を覚えたが、その後2週間程で新しい球団への入団が決まり、入団会見の中で謝罪が行われ、更にその2日後には試合にも出場していたのだ。本来であれば真っ先に謝罪し、それから十分な処分を受けた後に移籍する等となるのではないか。結局球団が変わって処分も無くなってしまうのでは処分の意味がない。これは私たちの生活や仕事の上でも言えることである。誰にでもミスや間違いはあるが、その過ちに対してすぐに謝罪し、今後どのように取り組んでいくかを考えるという順番は守るべきだ。謝罪も反省もせず、うやむやに次へと進んでしまっては、仕事であれば上司や同僚からの信頼はなくなり、私生活であれば友人などは離れていってしまう。ミスや過ちにも必ず原因がある。まずは自らの非を認めしっかりとけじめをつけた上で、その原因を追究し改善していくことで、より高めていけるのではないだろうか。