私の座右の銘は「いいことはおかげさま、悪いことは身から出たさび」という言葉だ。この言葉から、私は相田みつをさんの作品にも通じる、人として大切な生き方を思い浮かべる。この言葉には、私たちが日々の生活や仕事の中で忘れてはいけない、大切な教えがあると考えている。まず、「いいことはおかげさま」について考えてみたい。仕事で成果が出たときや目標を達成できたとき、私たちはつい自分の努力や能力を誇りたくなるものである。もちろん、自分自身が努力することは大切だ。しかし、その成果の陰には、助けてくれた同僚、支えてくれた上司、協力してくださったお客様、そして家族の存在がある。日本には、昔から「おかげさま」という言葉がある。自分一人の力だけで生きているのではなく、周りの人や目には見えない支えがあって、今の自分があるという考え方である。うまくいったときこそ、周りへの感謝を忘れない。そんな姿勢を大切にしたい。一方、「悪いことは身から出たさび」である。失敗したときや思うような結果が出なかったとき、つい環境や他人のせいにしたくなることがある。しかし、そんなときこそ、自分の言動や仕事の進め方に問題はなかったかを振り返ることが大切である。もちろん、すべての失敗が自分だけの責任というわけではない。それでも、自分に改善できることを探し、次に生かす。その積み重ねが、人としての成長につながるのである。私は、この言葉には、日本人が昔から大切にしてきた「感謝」と「反省」の心が表れていると感じる。仕事においても、うまくいったときには周りのおかげと感謝し、うまくいかなかったときには自分を振り返り、改善していく。こうした姿勢を忘れず、周囲への感謝を大切にしながら、日々成長していきたい。