テイルウィンドシステム 立川市のIT求人 コンサルティング、設計、開発

3分間スピーチ

  1. Home
  2. /
  3. 3分間スピーチ
  4. /
  5. どす黒いほどの孤独感
迎社長(♂)

どす黒いほどの孤独感

迎社長(♂)

先日、安倍晋三首相が電撃辞任を発表した。安倍首相の在位7年8カ月は日本歴代1位であり、その期間持病と向き合いながらも重責に耐えていたのは立派なことだろう。総理大臣の経験者曰く、総理とは「どす黒いほどの孤独感」が常に付きまとう立場だそうだ。それほどの孤独感と重責を抱えながら、日本を背負って立つのは、どれほど大変なことなのだろうか。安倍首相の実績については賛否両論あるだろうが、デフレ脱却・雇用拡大とアベノミクスの成果もあったはず。選挙にすべて勝利して在位し、安定した政治を行ったことは素直に評価すべきだろう。しかし、長期政権の裏には、政治家官僚の劣化、日本の生産性低下、世界での競争力低下は否めないか。大ヒットしたドラマ「半沢直樹」の続編が今夏放送されている。ご存知「倍返しだ!」の名セリフが仕事に疲れたサラリーマンにうけ、今回の続編も大ヒット中だ。半沢直樹はあくまでドラマ上の設定であり現実には難しい展開も多々ある。それが批判の的になったりもしているが、そのような評価も含めて話題になることに一役買っているのだから面白い。もし半沢直樹みたいな人が居たとしたら、今の日本の現状も変わっていたのだろうか。今年も残すところ4カ月、コロナ禍からのV字回復を狙う為には9月は勝負の月となる。正義を胸に上司に噛みつく人が増えたとしても、 会社が良くなる為に同じ目標に向かっているのであれば、コロナ禍脱却の使命の下、遠慮はいらない。