テイルウィンドシステム 立川市のIT求人 コンサルティング、設計、開発

3分間スピーチ

  1. Home
  2. /
  3. 3分間スピーチ
  4. /
  5. カイロス3号機の打ち上げ

カイロス3号機の打ち上げ

S・Tさん(♂)

今年3月5日午前11時10分、日本の宇宙ベンチャー・スペースワンにより、小型ロケット「カイロス3号機」が和歌山県串本町のスペースポート紀伊から打ち上げられた。ここは紀伊半島の南端に位置し、観光名所である那智の大滝にもほど近い場所である。今回の打ち上げの目的は、5機の人工衛星を軌道へ投入することだった。これが成功すれば、日本の民間企業としては初の快挙となるはずであり、打ち上げの様子はYouTubeでもリアルタイム配信され、多くの人が見守っていた。しかし、発射から約1分後に飛行中断措置が取られ、ミッションは失敗に終わった。同日午後3時の記者会見によれば、ロケット本体に大きな異常があったわけではなく「異常を検知するシステム」が誤作動したことで、自ら飛行を中断する措置が取られたという。ロケットの打ち上げは、今なお決して成功率が高いとは言えない分野である。関係者だけでなく、見守る多くの人々が成功を信じ、ミッションの達成を願っていた。特に串本町では多くの見学者が訪れ、観覧会場や出店も設けられるなど、まるで祭りのようなにぎわいを見せていたという。だからこそ、この結果に対する地元の方々の落胆は、より大きかったのではないだろうか。今回の失敗を次につなげ、いつか「打ち上げ成功」の日が訪れることを願っている。