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コミュニケ―ションに必要な「目的意識」と「強弱」

R・Uさん(♂)

先日、私の担当している業務において、初めて現地に行き、報告会を行った。分析結果について私がメインで報告し、内容も不足なく喋る事が出来たが、終わった後にそばで見ていた先輩から「強弱」が足りないとのアドバイスを頂いた。淡々と喋っていたので、お客様からすると冗長になってしまい、何が重要か理解しにくくなってしまっていたとの事だった。この経験は私にとって目から鱗だった。コミュニケーションは本来、相手に情報を伝える事が目的である。しかし、今回の私のケースを振り返ると確かに「何とかこなさなきゃ」という事に目的がシフトしてしまい、伝達に必要な工夫がおろそかになっていたのだ。今回のケースを踏まえて、相手に効果的に情報を伝えるには二つのポイントがあると感じた。一つ目は「内容の強弱」だ。伝えたいことに優先順位をつけ、優先度に応じて情報量に差をつけることで、効果的な伝達ができる。二つ目は、「話し方の強弱」だ。重要な点は抑揚をつけたり、声のボリュームを少し上げるなどの工夫で、注目を引くことができる。以上の点からも、コミュニケーションで強弱を活用するためにはまず「何を伝えたいのか」を意識する事が大切だと分かる。当たり前の話ではあるが、念頭に置いておくことでコミュニケ―ションのクオリティを上げることができるのではないだろうか。