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ソラ・アメ・カサ

Y・O執行役員(♂)

皆がよく使う言葉として「報連相」がある。非常に重要だと言われる報連相だが、内容が漠然としたまま「どうしたら良いか?」という質問をしているケースをよく見かける。この時に問題になってくるのは、受け手としてはどういう経緯でそうなったのかが全く見えず、何でそうなったのかを受ける側で再度調べ直したり、裏取りをしたりする必要が出てくるのだ。質問者側としても自分で考えて判断するプロセスが抜けるため、同じような質問を何度も行わなければならない。そこで重要になってくるのが「ソラ・アメ・カサ」という言葉だ。これは、マッキンゼー日本支社で開発された報連相に代わるもので、事実と判断、対策の3つをセットにした方法です。ソラ「空を見ると曇ってきた(事実)」アメ「雨が降りそうだ(解釈・判断)」カサ「傘を持っていこう(対策)」この3つをセットにして伝えれば認識のズレもなく、正しく相手に判断してもらえるというものだそうだ。私達の業務に例えるとソラ「プログラムが正しく動かない」アメ「(なぜならば)想定外のデータが入力された可能性が高い」カサ「(だから)プログラムの修正が必要」特に多いのが、アメやカサが抜けるケースではないだろうか。アメ(判断)が抜けるとプログラムが正しく動かないからプログラムの修正が必要となり、何で直さないといけないのかが伝わらない。カサ(対策)が抜けるどうしたいのかが伝わらない。これらを意識して話していくことで格段に話が通じやすくなるだろう。