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マーフィーの法則

R・Kさん(♂)

「マーフィーの法則」という言葉をご存じだろうか。「失敗する余地があるなら、失敗する」というのが代表的な言い回しで、簡単に言えば「うまくいかないことは、大体うまくいかない」という、少し悲観的で皮肉めいた法則だ。私自身、少々「ドジ」なこともあり、この法則を仕事でも私生活でもたびたび思い出す。たとえば、社会人になって初めて客先を訪問する際、電車での乗り継ぎが3回あるうち全てが遅延し、遅刻してしまったことがある。また、納品物の最終チェックで細かいミスを見落とし、作業中にその不備に気づいたこともあった。こうした「ここぞ」という場面に限ってトラブルが重なり、「マーフィーの法則だな」とネガティブに捉えてしまうこともある。しかし、私はこの法則をなるべく前向きに捉えるようにしている。特に仕事では「失敗する可能性があるなら、事前に対策しておこう」と意識するようになった。先の例で言えば、客先には約束の1時間以上前に到着するよう心掛け、早めに着いた時間を活用して最終チェックを念入りに行うようにしている。こうすることで、マーフィーの法則は単なる悲観的な法則ではなく、「備えの大切さを教えてくれるサイン」として受け止められるようになった。皆も、ちょっとしたミスやトラブルに見舞われたときに「あぁ、これがマーフィーの法則か」と笑って受け流せるような心の余裕と、失敗を防ぐための一手間を、ぜひ意識してみてほしい。