テイルウィンドシステム 立川市のIT求人 コンサルティング、設計、開発

3分間スピーチ

  1. Home
  2. /
  3. 3分間スピーチ
  4. /
  5. 二月の雪、三月の風、四月の雨が輝く五月をつくる
Y・Yリーダ(♂)

二月の雪、三月の風、四月の雨が輝く五月をつくる

Y・Yリーダ(♂)

内館牧子氏の著書の中に「二月の雪、三月の風、四月の雨が輝く五月をつくる」というタイトルの本がある。2月に降る雪や3月に吹く強風、4月の雨は、時には災害をもたらしたり、あまり歓迎されない事柄である。しかし、雪が降ることで大地に栄養が行き渡り、風が花粉を飛ばして受粉をし、更に雨が降って木や花が育つことで、5月の温かい日差しとみずみずしい新緑がより一層美しくなる。先日の3分間スピーチでも話題に上がった「人間、万事塞翁が馬」と同じような意味合いであり、辛い時や苦しい時もあるが、長い目で見れば何が不幸で何が幸福かは一意に決まるものではない。確かに毎日、5月のような美しい新緑と温かい日差しを浴びていたら感動はいつしか薄れてしまい、それが当たり前のものと思ってしまうだろう。当たり前は当たり前ではないことは、昨年から続くコロナ禍で皆も認識しているはずだ。今週から東京も緊急事態宣言が明けたが、当たり前の日常とはまだまだほど遠いことだろう。だが、この苦しい時期はいつか終わる。輝ける未来の為にも、今出来ることを一つずつ進めて、この苦しい時期を乗り越えたい。