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人間の「慣れ」に対する姿勢

K・Hさん(♂)

人間にとって「慣れ」とは、本能的なものである。しかし、その中には「当たり前」という感覚が知らず知らずのうちに含まれてしまうことがある。この「当たり前」に対する姿勢を考えるうえで忘れてはならない大前提として、我々が享受している社会インフラの裏には、数多くの人々の支えがあるという事実がある。例えば、近年は夏と冬が極端に分かれるような気候が続いており、その中で汗を流しながら、はたまた極寒の中、屋外で働いている人々が大勢いる。そうした現実を踏まえたとき、私たちは空調の効いた室内でパソコンに向かい、気候に左右されにくい環境で業務にあたっているという事実に改めて気付かされる。こうした快適な環境に慣れてしまうことは、人間として自然な反応かもしれない。しかし、その「慣れ」が「当たり前」という感情にすり替わってしまうと、社会インフラを支える人々への感謝の念を失ってしまう危険がある。私はこのことに気づいたとき、自らの仕事環境に対して感謝を抱くことが、結果として自身のスキル向上や人間としてのパフォーマンスの向上につながるのではないかと感じた。日々の業務にあたる中で、こうした「当たり前」に対する謙虚な視点を持ち続けたい。