私の休日の過ごし方は、家の掃除や一週間分の買い物などで一日が終わってしまう。日本のビジネスパーソンは、一週間の仕事の疲れを癒すために休日を使うことが多い。働き方改革の影響により、残業や休日出勤は以前に比べて減少傾向にあるが、依然として思うようには改善されていないのが現状である。その結果、翌週に身体的・精神的なストレスを引きずることも少なくない。一方、欧米のビジネスパーソンは、休日を充実させるために平日の仕事を効率的にこなし、休日は趣味やスポーツ、家族とのバーベキューなどに時間をあて、有意義に過ごすことで翌週への活力としている。かつて欧州の企業と取引をした際、先方がサマーバケーションとして約1か月の休暇を取得していた為、その間は一切の連絡が取れず、業務上の対応に苦慮した経験がある。現在、日本でも有給休暇の取得が奨励されており、これを活用して有意義な休日を過ごすことを提案したい。ただし、急に休暇を取得するのではなく、1〜2か月先の業務予定を考慮し、仕事に支障が出ないよう計画的に取得することが重要であろう。