先日、我が家で起きた出来事である。サッカーワールドカップを遅い昼食をとりながら観戦していたところ、主人から「パソコンでWebメールを確認しようとしたら突然シャットダウンされ、BitLockerの回復画面になってしまった。回復コードが分からず、どうすればよいか」と声をかけられた。そのパソコンは以前私が使用していたものであったため、回復作業を行うこととなった。しばらく利用していなかったが、幸いにも回復コードはMicrosoftアカウントに紐づけていたため、難なく見つけることができた。しかし、回復コードを入力しても復旧せず、他の方法を試すこととなった。コマンドプロンプトによる修復、Windows更新ファイルの削除、ネットワーク経由での修復など、考えられる方法を一つひとつ試したものの改善せず、最終的には初期化を行うこととなった。初期化には「個人用ファイルを保持する」方法と「すべて削除する」方法があったが、主人は必要なデータをパソコン以外にバックアップしていなかったため「個人用ファイルを保持する」を選択し、ようやく復旧することができた。とはいえ、Microsoftアカウントに紐づくアプリやセキュリティソフト以外のアプリは削除されてしまい、それらを再インストールする必要があった。その結果、日曜の午後はサッカーを見ながらゆっくり過ごす予定が、まるで仕事をしているような時間となってしまった。今回の出来事を通じて、バックアップの重要性を改めて痛感した。ネットで検索すると同様の事例は決して珍しくなく、修復方法に関する情報が数多く公開されていたため、大いに助けられたが、普段からデータのバックアップを行うことはもちろん、必要な情報を収集しておくことの大切さを改めて実感した出来事であった。