不満がある人と、ない人がいる。その違いは、その人が自分から変わろうとする人か、他人を変えようとする人であるかのように最近思う。過去と他人は変えられないという名言が示す通り、他人を変えることは非常に困難である。例えるなら天候を雨から晴れに変えろと言う程の無理難題である。つまり、他人を変えようとする人間は、他人が変わらないことに常に苛立ち、心が満たされることはない。いつしか何かしらの不平不満で一杯になり、その苛立ちは永遠に続く。「自分は間違っていない、自分は正しい」と思うこと自体は悪いことではないと思うが、それがエスカレートし自分の価値観を強要することは間違っている。相手を変えるには、まず自らがより成長、改善し、それによって相手に気付きを与えることが重要なのではないだろうか。そうすることで自然と気持ちも満たされるであろう。