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好きこそものの上手なれ

Y・M監査役(♂)

4月に入社した新入社員を見ていると、自分が新卒社員として入社した頃を思い出す。コンピュータのコの字も知らない私は、入社ガイダンス後にCOBOLなどの言語の研修を受け、初めての部署に配属された。所信表明するようにとの言葉に、訳も分からず「立派なエンジニアになります」と話したのを覚えている。未経験だった私が最初に作ったものは、先輩社員を見よう見まねで作成したCOBOLのプログラムだった。当時コンピュータは貴重なもので、1日に1度しか触る時間がなかった。紙にコーディングしたものを書き連ね、机上デバック等で、シミュレーションし、どのようにすれば正しくプログラムが通るのかを1日中試行錯誤していた。アセンブラ言語などの機械言語も独学で勉強し、夏になる頃には1万ステップのプログラムを作成していた。なぜ私がここまで頑張ることが出来たか。それは何ごとも好奇心や興味を持っていたからだ。「好きこそものの上手なれ」ということわざがあるように、好きなことをする時は興味があるので集中力が高まり、長時間取り組んでも苦にならないため、自然と物事の上達が早くなるとされる。もうひとつの理由として、楽しんで取り組んでいたことが挙げられる。当時の私は仕事が終われば会社の近くの街に繰り出して飲み歩き、同期の家で食事を共にするなど、大変な中でも沢山の楽しみがあった。今新しい環境で挑戦している人たちにも、この気持ちを大事に日々取り組んでいただきたい。