先日の全社員研修を受け、皆は自身の行動に活かせているだろうか。テーマであった「動け!!!」の通り、頭で考えているだけでは何も変わらない。「動く」という行動をとったときに初めて、研修の成果は生まれる。私自身、具体的に行動できているか自問することはあるが、それでもまずは日々の生活リズムの中に行動を落とし込むようにしている。例えば出社後の清掃。多くの人が「自分もやっている」と思うだろう。しかし、その掃除は漫然と「時間だから仕方なく」行っているものではないだろうか。来社されるお客様を迎える場として、あるいは自分以外の誰かがそこに座ることを想像しながら掃除をしているだろうか。ラジオ体操についても同じである。惰性で適当に流してはいないだろうか。誰にでもできる簡単なことを疎かにしていて、果たして重要な局面でよいパフォーマンスができるだろうか。研修で示された「動け!!!」とは、単に行動することではなく、「自ら目的意識を持って行動する」という意味であったはずだ。日々の些細な行動を丁寧に積み重ね、信頼を得ることで新しい機会が生まれ、そこでまた信頼を築く。この循環が成長につながると考える。どんなことでも妥協せず「これくらいでいいか」を極力なくし、研修で得た学びを実践していきたい。