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自分の〈キャパ〉を広げる

T・Tさん(♀)

「キャパオーバー」という言葉を、一度は耳にしたことがあると思う。私は以前「キャパが広い人=仕事ができる人」だと考えていた。そのため新卒の頃は、「仕事ができると思われたい」という気持ちが強く、とにかく何でも仕事を引き受けるタイプであった。当時、全国にある店舗の棚板の発注業務を担当していたのだが、店舗ごとに棚の形状や厚み、仕上がりが異なるため、確認事項も多く、非常に細かい仕事であった。私は「自分で全部できるようにならなければならない」という思いが強く、できるだけ上司を頼らず、一人で対応しようとしていた。最初は何とか回せていたものの、発注が増えるにつれて確認漏れや発注ミスが増え、最終的には「絶対に間違えない」と思っていた単純な部分までミスをするようになってしまった。その時初めて「キャパオーバーになると、頑張っているつもりでも、かえって仕事の質が下がってしまう」という事実に気づいた。そして、自分だけでなく、周囲にも迷惑をかけてしまうことを痛感した。また、キャパは「生まれつき決まっているもの」ではなく、経験や周囲との関わり方によって、少しずつ広がっていくものだとも感じた。実際、私自身も3年ほど経った頃には、他の業務と並行しながら別の発注業務もこなせるようになり、自分なりにキャパを広げることができた。失敗したり、周囲を頼ったりしながら、自分に合った進め方を知っていくことで、人は少しずつ成長していくのだと思う。