テイルウィンドシステム 立川市のIT求人 コンサルティング、設計、開発

3分間スピーチ

  1. Home
  2. /
  3. 3分間スピーチ
  4. /
  5. 見えない問題を見つける力

見えない問題を見つける力

H・Yさん(♀)

先日、キッチンの換気扇が動いていないことに気づいた。思い返せば、料理中に「空気がこもっている」と感じることが何度かあったが、それを大きな問題とは捉えず、見過ごしてしまっていた。その結果、実際にはまったく換気ができていなかったのである。原因を調べたところ、換気扇を設置した業者が、本来外す必要のないコネクタを誤って外していたことが判明した。この出来事を通じて感じたのは、「目に見えない問題を見つける力の重要性」だ。仕事においても、表面上は順調に見えていても、水面下には見過ごされがちな課題が潜んでいることがある。「何となく違和感があるけれど、まぁ大丈夫だろう」と放置してしまうと、それが後に大きなトラブルにつながる可能性がある。では、どうすればそうした見えない問題を見つけられるのか。その鍵は、「小さな違和感を無視しないこと」、そして「意識的に状況を確認すること」にあるのではないか。今回のケースでいえば、「空気がこもっている」という感覚を覚えた時点で換気扇の動作を確かめていれば、もっと早く対応できたはずだ。日常や仕事の中で感じる微細な違和感や変化を見逃さず、早い段階で原因を突き止めようとする姿勢は、問題を小さいうちに解決するために不可欠である。そして、必要なときには周囲と連携し、協力しながら解決にあたることも大切だ。この一件を通じて、そうした姿勢を今後も忘れずに持ち続けたいと改めて感じた。