先日、カシオ社から「モフリン」という商品が発売され、瞬く間に完売したとニュースで見た。モフリンはAI機能を搭載したペット型ロボットで飼い主の接し方で400万通りの性格に成長する。ターゲットはペットが飼えない癒しを求める女性向けとのことだが、男である私もメロメロになる商品であった。昨今AI技術はいたるところに搭載され、利用しているかたも多いのではないかと思う。私も公私ともにAIの利用頻度が増えてきている。先日知り合いからChatGPTで、写真をジブリ風にアレンジできるとのことを聞き、早速、我が家で飼っている猫をアレンジしたところ、すごくいい出来になった。この時のやり取りも丁寧で、まるで人間とチャットをしているかのような文章で驚いた。味を占め、次はビックリマンチョコ風にアレンジしたのだが、その時のチャットの相手がフレンドリーなの口調で「変換するのでちょっと待っててね」とのこと。しばらく待ってもできず、何度かまだかと尋ねたが「2~3分待っててね」「5~10分待っててね」となり、しまいには「正直に言うね。変換する機能が無かったんだ」と。相手がAIであるにも関わらず少々憤りを感じた。我々の仕事もそうだが、依頼やメールを受けたら、まずすぐに第1報を入れること、全体でどれくらい時間がかかるのかを先に提示すること、可能なら途中経過も入れること、嫌な報告ほど早めにすること、等は口を酸っぱく言われるが、逆の立場になると凄くよくわかる。今一度、お客様の立場に立って、業務に励んでいきたい。ちなみにビックリマンチョコ風アレンジは、依頼の文言を変えたところ、すぐに作ることが出来たので試して欲しい。