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VUCA(ブーカ)

H・Kさん(♂)

今年の4月から食品、飲料、日用品など様々な値上げが発表された。ウクライナ、ロシア情勢も影響しており、公共料金も値上げが予定されており、益々家計への負担は増えそうだ。また成人年齢が18才に引き下げられ、カード会社のCMが多くなったと感じている。そんな中、高校の家庭科で金融教育が必修となったそうだ。私たちの時代の家庭科といえば裁縫や調理室で実習をしたり、更には技術と選択制で分かれてたような記憶がある。それと金融教育というのはかけ離れているのではと感じるが、時代的には同意に扱われるものだと思うと当時とは時代が様変わりしているなと思う。何故このように金融教育が必要となったのかというと、その1つに「VUCA(ブーカ)」だからと言われている。ブーカとは「Volatility(変動性)」「Uncertainly(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字を取った言葉である。まず、変動性では終身雇用の時代ではなくなり、アメリカNASDAQの株価も5%以上下落している。このような社会的変動のことを言う。次に不確実性で言うと、自然災害やコロナウイルス等、今まで起きなかったことが起きていることだ。さらに複雑性で言うとITの進化により働き方改革やリモートワーク、ワーケーションなど、仕事も生活もより複雑化してきている。上記のことから課題に対しての答えが1つではなく、複数の回答が出てくることが曖昧性に通じてくる。このように社会や情報が「変動」しても「不確実」になっても「複雑」や「曖昧」になっても正しい情報を見極め、先見力を身に着けるそれがビジネスや生活、ましては資産形成を向上させる一つであると感じる。皆もVUCAの時代を生き抜くために何が必要か、考えてみると良いのではないだろうか。