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3分間スピーチ

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A・A事業部長(♀)

最近まで駅から会社までの通り道でもある燦々ロードの両側に、近隣小学校の卒業生が描いた標語ポスターが並んでいた。平和を願うものや、コロナに負けないというもの、未来のためにSDGsの推進を呼びかけるもの、哲学的なものもあって、今の小学生は昔の子ども達よりきっとたくさんのことを知っていて、色々考えていてすごいなと感じた。毎朝それを見ながら歩くのが楽しみだったが、ある日、はっとさせられたものがあった。『自分でつくろう、居心地のいい空気』というものだ。前日遅くまで仕事をして、ちょっと疲れて元気のないまま出社しようとしていた自分を振り返り、これではいけないなと思った。何かを人に頼むときも、頼まれるときも、相手に不快な思いをさせない雰囲気は自分で作ることが大切だ。これから新卒の皆は特に先輩に質問して教えてもらうことが多くなると思うが、質問する側もされる側も良い空気を作れると更に良いコミュニケーションになると思う。自分自身もそれを常に心がけたい。

Y・Y取締役(♂)

私が新入社員としてIT業界に飛び込んだのは、もう30年も前のことになる。3カ月間の新入社員研修を終えた後、配属されたのは海外ソフトのサポート部門で、慣れない英語を辞書片手に奮闘していたのは良い思い出だ。その後、UNIXが出てきたと同時にPCを組み始めたのだが、やはり今までの業務とは違うため、始めのうちは苦労していた。しかし、どんな状況においても学ぶことは止めず、分からないところは周囲に聞いたり自分で調べたりしつつどうにか一通りの作業をこなすことが出来た。以降はそれまでに吸収した知識を活かすことで充実した日々を 送ることが出来た。私が皆に伝えたいのは「能動的に動く」ということだ。仕事を行う上で受け身になるのではなく、率先して自ら知識を増やしていけば、それは間違いなく自分の資産となり武器となるはずだ。まずは今出来ることを精一杯取り組み、TWSの人財として輝く宝になっていってもらいたい。

M・S執行役員(♂)

毎年4月に新卒社員が入ると「あおいくま」の話をしている。「あおいくま」とは、あいうえお作文で作られた人生訓であり「焦るな、怒るな、威張るな、腐るな、負けるな」の頭文字をとったものだ。私は文系の学校を卒業してIT会社へ入社したのだが、自分以外の同期は全員理系やITを専門で勉強していた人達であり、当時は遅れを取っていると感じて焦っていたことを思い出す。今は周りや同期と比べて自分が劣っているのではないかと思いがちだが、焦ることなく自分をしっかり持ってもらいたい。また怒ると叱るは、似て非なるものである。怒るとは感情的に相手を一方的に責めるものであり、周りにも良い影響を与えない。また今後も、先輩だから、役職者だからと言って威張るのではなく、相手から敬意を持たれるような人になって欲しい。そして社会人になるとどうしても理不尽に思う事も増えてくるだろう。そんな時でも「どうせ」等と言って腐るのではなく、何事も経験だと割り切って前向きになってもらいたい。最後に、「負ける」と思う定義は人によって様々だが、私の思う仕事においての「負け」とは目の前の責任から逃げること、つまり辞めることだ。石にかじりついてでもというように、まずはTWSという会社に腰を落ち着けて、自分の得意不得意を理解し能力を伸ばしていってもらいたい。「あおいくま」は「何かをやれ」ということではなく「するな」と言っているだけであり、実際に取り入れすいと思う。長い社会人人生において「あおいくま」を心にもって業務に取り組んでいって欲しい。

J・Kさん(♀)

私は発酵食品や乾物を作るのが好きである。食べるだけでなく、家でもよく作っている程だ。定常的に作っているものはヨーグルトやパン、干し椎茸であるが、季節毎に味噌やラッキョウ漬けなども作っている。作ったものの良し悪しは自分では判らないが、特に味噌は人に配ると大変喜ばれるため、作り甲斐がある。そもそも、これらのどういったところが好きかというと、元々1のポテンシャルを持っているものが、時間と手間という付加価値を与えることによって2にも3にもなるところが魅力的だからだ。発酵食品で言えば栄養素の吸収力がアップしたり、栄養素自体が増えたりする。乾物も栄養価が高まったり、旨味や風味がアップしたりする。単なる保存食としてだけでなく、美味しさや栄養価まで増えて摂り入れられるのはとてもありがたい。最近では、同じく時間が付加価値となるものに、この春からTWSでも運用が開始される確定拠出年金がある。毎月毎月知らず知らずのうちに貯まっていき、税金が節約出来たり、うまく運用出来れば増やすことも可能だ。待っているだけでなく、少しの手間をかけて積極的に付加価値を付けていくことで、後々大きな利益として自分に返ってくることを期待したい。

K・Nさん(♂)

今日は何の日か、東京ディズニーランドがオープンした日である。私も年に一度 くらいの頻度で、家族とディズニーランドに遊びに行く。その際、いつも思うの だが通路にゴミ一つ落ちていない。それだけでなくシミや汚れもないとても綺麗 な状態だと多くの人が思うのではないだろうか。そのような状態を保つため、 キャストはゲストが気持ちよく過ごすためにと、1日中ゴミを清掃し、700個以上 置かれているゴミ箱からゴミが溢れることがないように定期的に回収をしている のを見かけることも多い。しかし、清掃が本格的になるのは閉園してから次の日 の開園までの夜間だそうだ。通路を大量の水で洗い、ゲストの触るところはピカ ピカになるまで磨き、朝明るくなってからは小石などを拾ってゲストが怪我をし ないように注意する。ちなみに水はディズニーランド内の排水を浄化させたもの を再利用しているそうだ。何故そこまでするのかというと、ゴミが一つもなけれ ば、誰もゴミを捨てようしないからだ。たった一つでもゴミが落ちていると、そ こから落ちているゴミがドンドン増えてしまう。これは迎社長がいつも言ってい る「100-1は0である」と根底では同じ事なのではないだろうか。汚れたから清掃 するではなく、汚れないように清掃をする。赤ちゃんが地べたをハイハイしても 大丈夫なほど綺麗にする。私たちもそのような心意気で気持ちを引き締めて日々 精進すべきであろう。

S・Tさん(♂)

皆は新たな技術の習得をする際に、どのようにモチベーションを維持しているだろうか。私の場合、習得したい技術がある時にはその技術に関係する資格があるかを調査して、その資格の取得を目標にしている。目標の設定には、具体的な到達点を設定するのが良いのだが、漠然と「習得したい技術の勉強をする」というだけでは目的として曖昧である。そこで「資格試験に合格する」という目標を掲げることで具体的な到達点とすることができる。例えばXMLを覚えたい時にはXML Master試験を、UMLを覚えたい時にはUMLモデリング検定を、Linuxについて覚えたい時にはLPICを目標とする。すると、試験に合格することが明確な目標となり、達成指標としても明確だ。新卒社員の皆もこれから様々な資格を取っていくことになると思う。IT系には様々な技術があり、それぞれで資格試験が存在する。資格試験に合格した暁には、その分野において自信が付くと同時に他者からも評価される事を実感できるだろう。また、会社が推進している情報処理技術者試験はIT系の技術の集大成とも言える資格であり、合格する事でIT企業に勤める人間として更に自信がつくはずだ。これは一つの例に過ぎないが、新しい技術を習得するには何でも良い。それぞれモチベーションを維持できるような目標を設定してみてはいかがだろうか。

D・Iさん(♂)

2022年、早くも3か月が過ぎ、4月に入社した皆は入社式から既に半月が経っている。例えば、入社したての1日と昨日、一昨日の1日とでは時間が過ぎる感覚が、圧倒的に早く感じられているのではないだろうか。実は、この先どんどん加速して一年が経っていく。一般的な例で言うと、2月24日ロシアがウクライナに侵攻開始した。当時はどうなるの?心配だ?大丈夫?とニュースに注目していたが、今はどうだろう?長引くにつれて段々気にしなくなってはいないだろうか?この様な感覚はとても怖い事である。このように、24時間365日は誰もが平等に過ぎている時間だが、人によって、その時の環境によって時間の経つ感覚が違ってくるのだ。この様な時間感覚を補正し、誰でも日々目標を達成しながら過ごせるツールがある。それは手帳だ。手帳にはスケジュール、やる事リスト、メモ等を書き込むことが出来るが、特に新入社員の方へのオススメとして「やった事リスト」「出来なかった事リスト」を記入してみてほしい。そのリストを時折見返す事で、あっと言う間に過ぎ去った1日が、単に「忙しかった」「疲れた」や「研修厳しかった」等で終わる事なく「何が出来た」「何が出来なかった」を確認する事で、日々の成長を感じながら過ごす事が出来るはずだ。

A・Kさん(♀)

私が仕事をしていく中で、大事にしてきた言葉がある。それは「元気とやる気と勇気があればなんでもできる」という言葉だ。「元気があればなんでもできる」というのは、アントニオ猪木さんの言葉の一節になるが、そこに「やる気と勇気」を加えたものだ。若いころからずっとこの言葉と共に仕事をしてきた。失敗したりくじけそうになったり、つらかったりしたこともあったが、この言葉が助けになった。できないかなと思ったときでも「いや、何でもできる!」と思うことで不思議とできてきたような気がする。しかし、年齢を重ねるに従い「元気とやる気と勇気」が以前に比べて出てこなくなってしまったと感じている。今は様々な仕事をこなし、経験と知識を深めていく段階に入っているのかもしれない。大好きな言葉が自分に合わないのは残念だと思うと同時に、今度はこの言葉をまだ若くて恐れを知らない人たちに向けて捧げる言葉にしたい。昨日のスピーチでは「理想の自分へのなり方」として「特性要因図」が紹介されていたが、夢をかなえる道具として「特性要因図」と「元気とやる気と勇気があればなんでもできる」という言葉をセットにして、皆の心のポケットに入れていただき、いつでも取り出せるようになれたら嬉しい。

M・Nマネージャ(♀)

私が今まで受けた研修の中で、特に心に残っている研修がある。その研修とは「特性要因図」を使って未来の自分を考えるという内容であった。「特性要因図」とは、製造の現場等で品質を確保するために何が必要かの原因を考える時によく使われ、特性と要因の関係を系統的に線で結んで現した図である。この出来上がった図を見てみると魚の骨に見えることから、別名を「フィッシュボーンチャート」と呼ばれる。作り方としては魚の頭の部分に「特性(結果)」を書き、その結果を得る為に考えられる「要因」を大骨や小骨の部分に配置していく。私が受けた研修では「特性」に「なりたい自分」を配置し、どうすればその自分に近づけるか、要因を考えていくという内容であった。理想と現実とのギャップを埋めるにはどうしたら良いのか、掘り下げて書いていくうちに、自分が大切だと思っていること、やりたいと思っていること、課題だと思っていることなどが、はっきりしてきたのを覚えている。主観や先入観になるべく囚われず、あえて批判的に現状を分析するのがポイントだ。今後もし、漠然とした目的や思いを具体化したいと思った際は、このような手法を取り入れてみることもお薦めだ。

K・U取締役(♂)

毎年4月になると、フレッシュな新入社員の皆とふれあい、とても新鮮な気持ちになる。そこで、この一年間を充実させる成功のポイントを伝えたい。私が新入社員の時に、先輩から「新入社員の中で、一年で劇的に成長できる人と、そうではない人の大きなポイントは何か?」と聞かれた。その先輩曰く「教わり上手」になることであった。そして、その「教わり上手」になる為には、更に3つのポイントがある。一つ目は、教えてくれる人を早く見つけることだ。その為には、まずは自分を知ってもらうことが重要であり、自分を知ってもらうには積極的に先輩や上司とコミュニケーションを取り、その中で話がしやすい、聞きやすい人を見つけると良いだろう。二つ目は、感謝の気持ちを形で表わすことだ。教えてもらった際のお礼は当然のことながら、教わったことを実行した結果や成果などを、改めてお礼と共に伝える。それによって、教えた側も教え甲斐を感じ、その後も快く教えてくれるはずだ。三つ目のポイントは聞き方である。不明点を聞くときも“答え”ではなく“答えの出し方”を聞くことが大切だ。例えば「XXとは何ですか?」と聞くのではなく「XXが分からないので、調べ方を教えてください」と聞くのだ。答えを聞いてしまうと、都度、聞く必要になってしまい、答えの出し方を聞いておけば答えにたどり着くまでの応用力を付けることが出来る。単に「教わり上手」と言ってもこのように様々なポイントがあり、これらを実践し、実りある一年となることを切に願う。