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3分間スピーチ

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M・Nマネージャ(♀)

私が今まで受けた研修の中で、特に心に残っている研修がある。その研修とは「特性要因図」を使って未来の自分を考えるという内容であった。「特性要因図」とは、製造の現場等で品質を確保するために何が必要かの原因を考える時によく使われ、特性と要因の関係を系統的に線で結んで現した図である。この出来上がった図を見てみると魚の骨に見えることから、別名を「フィッシュボーンチャート」と呼ばれる。作り方としては魚の頭の部分に「特性(結果)」を書き、その結果を得る為に考えられる「要因」を大骨や小骨の部分に配置していく。私が受けた研修では「特性」に「なりたい自分」を配置し、どうすればその自分に近づけるか、要因を考えていくという内容であった。理想と現実とのギャップを埋めるにはどうしたら良いのか、掘り下げて書いていくうちに、自分が大切だと思っていること、やりたいと思っていること、課題だと思っていることなどが、はっきりしてきたのを覚えている。主観や先入観になるべく囚われず、あえて批判的に現状を分析するのがポイントだ。今後もし、漠然とした目的や思いを具体化したいと思った際は、このような手法を取り入れてみることもお薦めだ。

K・U取締役(♂)

毎年4月になると、フレッシュな新入社員の皆とふれあい、とても新鮮な気持ちになる。そこで、この一年間を充実させる成功のポイントを伝えたい。私が新入社員の時に、先輩から「新入社員の中で、一年で劇的に成長できる人と、そうではない人の大きなポイントは何か?」と聞かれた。その先輩曰く「教わり上手」になることであった。そして、その「教わり上手」になる為には、更に3つのポイントがある。一つ目は、教えてくれる人を早く見つけることだ。その為には、まずは自分を知ってもらうことが重要であり、自分を知ってもらうには積極的に先輩や上司とコミュニケーションを取り、その中で話がしやすい、聞きやすい人を見つけると良いだろう。二つ目は、感謝の気持ちを形で表わすことだ。教えてもらった際のお礼は当然のことながら、教わったことを実行した結果や成果などを、改めてお礼と共に伝える。それによって、教えた側も教え甲斐を感じ、その後も快く教えてくれるはずだ。三つ目のポイントは聞き方である。不明点を聞くときも“答え”ではなく“答えの出し方”を聞くことが大切だ。例えば「XXとは何ですか?」と聞くのではなく「XXが分からないので、調べ方を教えてください」と聞くのだ。答えを聞いてしまうと、都度、聞く必要になってしまい、答えの出し方を聞いておけば答えにたどり着くまでの応用力を付けることが出来る。単に「教わり上手」と言ってもこのように様々なポイントがあり、これらを実践し、実りある一年となることを切に願う。

H・Tさん(♂)

私が息子の少年野球のコーチをしていた時に、子供たちを指導する中で大切にしていた2つの行動があった。一つは「目的意識をもって行動する」である。野球の練習に来た子供たちが練習もせずに遊んでいた時「何のために今日ここに来たのか」ということについて考えさせた。何のために休みの日に朝早く起きて、支度して、ここまで来たのか。それは野球の練習をするためだ。それを意識させるだけで集中力が違う。集中することで技術の上達も早くなるのだ。準備運動でも同様で、肩を伸ばす時に、伸びている筋肉の部分を意識しながら伸ばすのと、何も意識せずに伸ばすのとではその効果に違いがあることが自分でもよく分かるのではないだろうか。2つ目は「思いやりをもって行動する」です。私は、子どもたちにキャッチボールを教えるときに「ボールを投げる時は捕る人がとりやすいように」、「ボール捕るときは投げる人が投げやすいように」と言い換えた。すると、それまでは暴投をしたり、捕れなかったときに投げる相手をけなしたりていた子供たちも見違えるほど上手にキャッチボールができるようになり、チームワークも良くなっていった。そして、結果的に地域64チームの中でTOPの成績を収めることが出来た。このようにほんの少しでも相手に思いやりをもって行動することができたとしたら、いじめや殺生、無益な戦争なんておこらないだろう。これから皆が色々な人たちに出会うだろうが、世界の人口何十億人の中で、縁があって知り合うことができた人達を大切にし、思いやりをもって接していってもらいたい。

F・S事業部長(♂)

私が禁煙して約20年になる。それ以前は1日2箱も吸うヘビースモーカーであった。そんな私が禁煙をしたいと思ってからやったことは2つ。まずは「禁煙セラピー」という本を読んでみた。この本で印象に残ったのはタバコのコストである。1日1箱吸う人は1日500円。月間15,000円、年間で18万円で約20万として、仮に40歳の人が60歳まで20年間吸うと400万円かかることになる。今タバコを辞めたら400万円もらえる、と目の前に札束が積まれたらどうだろう。更にタバコを止めた後に1本でも吸ったらそのお金を返金しないといけないと考えたらどうだろう。と言った内容であった。もう一つは「禁煙のメカニズム」というテレビ番組を観たことだ。吸いたいと思うのは行動習慣がそうさせているだけ、ニコチンの血中濃度は24時間でほぼゼロになる、と言っていた。たまたまそのテレビを観た翌日に酷い風邪をひき、ほぼ24時間吸わなかった為、これを機会にと試しに止めてみたところ意外と吸わないでも過ごすことが出来た。止めてからしばらくは、吸ってしまったと後悔する夢に悩まされたものの、吸いたいという気持ちはそれほど出ず、今まで1本も吸わずに過ごせている。特に強い意志があった訳でもなく、禁断症状も起きずに止めることが出来たのは「止めたいけど止められない」と思っている人には奇跡的な話かも知れない。是非意識から変えることをお勧めしたい。

Y・Y専務取締役(♂)

【初心に帰る】この言葉は、月並みな言葉ではあるが、普段はあまり意識しない。ただ毎年、この時期になり新入社員が入ってくると、自分が社会に出た頃、初めての業務を覚えるのに必死だった頃等、物事を始めた頃の純粋な気持ちを思い出して気を引き締めている。今の環境が当たり前だと思った瞬間から、初心を忘れてしまう。皮肉ではあるが、新型コロナウイルスは当たり前に働くことが出来るという有難みを教えてくれた。この3月は新型コロナによる経営破綻も月間の過去最多件数を更新したというニュースもあった。幸いにもTWSは破綻を免れたが、取引先があってこその仕事だ。お客様がいてくれるからこそ成り立っているのだという事にも気が付くべきだろう。また、健康であることもつい当たり前だと思ってしまう事の一つだ。いざ病気になった時に健康でいることの有難みを実感することもあるだろう。しかし、健康でなくなってしまったら、仕事もできない、お酒も飲めない、旅行も行けない。今の楽しみは、全て自分が健康だからできるということに感謝したい。そして給料をもらうことも同じだ。社員であれば毎月当たり前のように振り込まれるが、もし振り込まれなくなったら。お金があるからこそ生活が出来ており、欲しいものも買うことが出来る。働いているんだから当たり前だろう、という気持ちではなく、給料をいただけてありがたい、と思えるようになると良いのではないか。私も含めここにいる皆は健康で、仕事もあり、給与も毎月いただけている。これはとても有難いことなのだと今一度感謝してみて欲しい。毎年4月のこの時期、沢山の感謝に囲まれながら仕事をしてみるのも良いのではないだろうか。

迎社長(♂)

4月1日入社式。今年も、TWSには新卒社員が9名(男性8名,女性1名)が入社してきてくれた。数ある企業の中から、TWSを選んでくれた新卒メンバに感謝し、大いに歓迎したい。その新卒は早速、今日から3日間の外部研修を受け、社会人としてのマナーや心構え等を学んでくる。研修を受けた新卒たちは一回りも二回りも大きくなって戻って来ることだろう。社内も新卒の若い社員が入ってくる事で、組織全体に新しい風が吹き『初心忘るべからず』を思い出すことで、私達も大いに刺激を受ける。世界では、秩序をひっくり返すロシアのウクライナ侵攻が毎日のようにニュースで報道されている。「明日は我が身」の思いもありつつ「対岸の火事」という事か、日本は平和である。ウクライナ政府は、国民総動員令を発し、18歳から60歳男性の出国を禁じた。我が家に例えるなら、60歳以下の私と18歳以上の息子は戦闘要員として待機せよ!ということ。『愛国者は、常に祖国の為に死ぬことを口にするが、祖国の為に殺すことについては決して口にしない。』とイギリスの哲学者であるバートランド・ラッセルは言った。お国のためとは言え、敵対国だからとは言え、人を殺めてしまったことは誰も語りたがらないものだ。戦争で殺す人も殺される人も皆、その先に帰りを待つ家族や友人がいるはずなのに。。3月30日には、産休中の社員が無事に第2子の女の子を出産した。これでTWSは、社員と社員のご家族合わせて、総勢400名を突破した!TWS社員の為にも、その先にいるTWSファミリーの為にも、新年度さらに加速させていきたい!

H・O事業部長(♂)

本日はいわゆる年度末であり、明日から新生活が始まる人も多いだろう。年末とは暦年の12月31日であり、師走と言われるように忙しいと感じる人も多い。しかし、この年度末には色々な種類が有り、国や地方自治体の「会計年度」、学校の「学校年度」、企業の「事業年度」等がある。日本は殆どが4月1日から3月31日を年度にしている。事業年度を3月決算にしている企業が多い理由として、会計年度・学校年度・税制改正に合わせているからだ。期の途中に税制が変更になると手間がかかることや、新入社員が4月に入社する事を考慮してのことだろう。申告法人の20%は3月決算であるが、日経平均株価銘柄225社については、80%以上が3月末であり、12月末が10%である。つまり、年末での忙しさよりもこの3月31日の方が忙しいという人は多いのかも知れない。ただ世界的には、1月1日から12月31日を「会計年度」「事業年度」にしている国が多いそうだ。「学校年度」については殆どの国が9月をスタート月にしている。日本と同様に「会計年度」「事業年度」「学校年度」を4月スタートにしている国はインド等、数か国しかない。当社は12月決算であるが、とは言え明日からは新入社員も入社して、フレッシュな顔ぶれを見ることが出来る。私も昨年の4月に入社して一年が経過し、新たな気持ちで業務を遂行して行く。

H・Nさん(♂)

会社組織はルールや仕組みがあるだけではうまく機能しない。そこには豊かなコミュニケーションが必要であり、その基盤を成すものが「仲間を承認する」事である。人は誰でも自分の存在を気にしながら生きている。自分が存在する意義は何か、自分は他者から必要とされているのか。私は昔からおだてに弱いのだが、明らかにおだてていると分かっても、そのまま素直に額面通り受け取り、それが励みになっていた。「豚もおだてりゃ木に登る」という言葉がある通り、おだてられることで今まで出来ないと思われていたことが出来るようになることもある。期待されて、成果が出せたらみんなで褒めて承認すると「自分は出来るんだ、もっと頑張って更に承認してもらおう!」となるのではないだろうか?私は承認を促す誉め言葉の「さしすせそ」に感銘を受けた。「さ」さすがだね。「し」知らなかったよ。「す」すごいじゃないか。「せ」センス良いねえ。「そ」そうなんだ!逆に言ってはいけない言葉は「たちつてと」だそうである。「た」大したことない。「ち」違う。「つ」つまらない。「て」適当でいいよ。「と」とんでもない!皆はどう感じただろうか?人は褒められれば嬉しくなるし、他人の為に頑張ろうと言う気になる。仲間が自分の事をしっかり見ていてくれて承認してくれる職場とは、なんと素敵なものだろうか。

Y・Y部長(♂)

「歌を忘れたカナリヤ」という童謡をご存知だろうか。その歌の一節に「歌を忘れたカナリヤは うしろの山に捨てましょか」という歌詞がある。歌を忘れたカナリヤ、即ち鳴かなくなったカナリヤは無用であり、いらないものだと言われている。聞く人にとっては非常に重い内容に聞こえるだろう。私は長年営業職に就いているが、営業とは物や案件を売る事にある。営業にとって物を売れない、契約が出来ないということが数か月続くというのは、長年営業をやっていてもカナリヤ同様に捨てられてしまうのではないかと頭をよぎる事がある。常に覚悟を持ち、受注が取れていないのであればまずは行動を起こすことが必要だ。頭の上の台風が過ぎ去るのをじっと待っていても、営業にとっては過ぎ去るどころか嵐が激しくなる一方だろう。即実行に移すことで新たな道を開くことが出来る。私自身、神輿にぶら下がる事のないように担ぎ手として覚悟を持って仕事に当たって行こうと思う。ちなみに、歌を忘れたカナリヤも捨てられることはなく、最後には忘れた歌を思い出すように配慮してもらっているのでご安心いただきたい。

Y・M顧問(♂)

4月になるとTWSにも新卒の新入社員が入り、新しい風を吹かすことだろう。私が社会人として仕事をした中で、20代の頃の一番の思い出と言えば、ワープロを製造して販売したことだ。今でこそパソコンとして様々な機能を有しているが、当時は文字を打つことしか出来なかったが、それでもハードウエアそのものを自ら製造したことによってモノづくりの楽しさやノウハウを学べたことは大きい。30代には通信やネットワークエンジニアとして業務に従事し、UNIXのパッケージシステムを作成したりと色々なことを行ってきたが、どれも未だに記憶に残るほど思い出深いものだ。今は昔と違い沢山のプラットフォームや言語が溢れており、一概にITと言っても覚えることも多く大変だろうと思う。しかしTWSの社訓にもある通り「個人の能力をはぐくみ、常に時代をリードする」ことが出来れば、それは大きな財産、そして記憶に残る思い出となる。まずは、4月に入社してくる新入社員の良い手本となれるように、先輩社員として全力で業務へと取り組んでもらいたい。