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3分間スピーチ

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S・Yさん(♂)

0.99と1.01の法則をご存知だろうか。迎社長がよく仰っているのでTWS社員にはお馴染みだとは思うが、4月になり新入社員も新しく入ってきたので改めて紹介したい。0.99と1.01の法則とは、通常を1とすると、毎日0.01、昨日より今日、今日より明日とほんのちょっと頑張ることで1年後には37.8倍の結果となり大きな力となる。逆に0.01でもさぼり続けてしまうと1年後には1出来ていたことが0.03まで下がり何も生み出さないという法則だ。例えば朝少しだけ早く起きて勉強してみたり、通勤時間を利用して課題を整理してみたりと、日々の努力は小さいものでも、それを1年続けることが出来れば、どれだけ大きい結果になるだろうか。私は明後日より新しいプロジェクトに参画する。このプロジェクトは長期に渡る予定であり、自身が成長する機会でもある。私も新卒に負けない様、日々コツコツと小さい頑張りを積みかさね、大きな結果を生み出せる人物へと成長したい。

A・Aさん(♀)

とある学校の理事長が以前「楽しい学校生活を送る為に必要なものは探求力・計画力・実行力であり、それを育むのは自立と自律だ」と仰っていた。「自立」は自ら立つと書く字の通り、人の力を借りずに自分で生活していく力で、「自律」とは自らを律する力、つまり自分の意思で取捨選択し未来を進んでいく力のことだ。理事長曰く、最近はこの「自律」が出来ない子供が増えているそうだ。自律の心が育たない主な理由は、親からの過干渉が挙げられる。少子化により一人っ子が増えることで、親からの愛情や目線が1人に集中し、つい親は子に自分の理想や概念を押し付けてしまいがちだ。結果、なんでも親がやってあげてたり逆に強制してしまうことで、意思が育たず自律の心が弱くなってしまうそうだ。自分から進んで物事を取捨選択しなければ、自律は勿論、知識も身についてはいかない。実際、私もTWS総合研究所に入社した際、誰かが仕事を教えてくれるだろうという受け身の姿勢となっており、上司より「自分が何を学びたいのか、その為に何が必要だと思うのかを考えなさい」と言われた。言われた当時はどうしたら良いのかと途方にくれたりもしたが、自分の未来像を描き必要なスキルや知識を導き出すことによって、受け身ではなく積極的な姿勢でもって勉強することが出来、そしてその知識は今の私の土台となっている。新社会人となった人たちは、まだ自分の未来像が描けてはいないかもしれないが、この貴重な研修期間を通して「自立」と「自律」の心を養っていってもらいたい。

A・Mさん(♂)

依然コロナ禍が長引いており、非常事態宣言が明けたと思ったら今度はまん延防止等重点措置が施行された。恐らく今年も昨年のGWと同じく、自粛ムードとなるだろう。自粛ムードが高まると旅行は勿論、人が集まる場所への外出も難しい。その為、私は自粛期間の休日はジオキャッシングというゲームを行っていた。ジオキャッシングとは、あまり聞き馴染みの無い言葉だが、実はGPSを使用した世界規模の宝探しゲームだ。まずは街中や山中など世界各地にプレイヤーが宝物を隠し、隠し場所の経度と緯度を示す。示された場所を元にGPSを使って隠された宝を探すというものだ。隠し場所はあらゆる場所で、単純にGPSを辿ってもなかなか見つけられないことも多い。その難しさこそが、世界中の人々を虜にしている理由でもある。GPSを使用しているゲームはポケモンGOやドラクエウォークなど沢山あるが、ジオキャッシングはただ辿り着くだけでなく、その場で宝を探さなければならない為、周りから見ると不審者に見えることもある。そんな時にはプレーヤーから「行動注意」などの注意喚起がされている。私は1人で行っているが、宝を見つけると中にはログシートという先に宝を見つけた人達の名前が書かれたシートがあり、別の場所で同じ名前を何度か見つけると、勝手ながらその人との繋がりを感じるものだ。長引く自粛で、なかなかやりたいことが出来ない時期ではあるが、工夫を重ねながら自分なりの楽しみを見つけてもらいたい。

H・Kさん(♀)

息子が高校に入学してからちょうど1週間になる。入学式も終わりホッとしたのも束の間、初日はネクタイの結び方が分からなかったり、通学方法が分からなかったりとギリギリになって慌てていた。インターネットで調べたことで、何とか事なきを得たが、昨今はいつでもインターネットで調べられる時代となり便利になった反面、入念に事前準備することが減ったように思う。もし今、インターネットが繋がらなくなったり、無くなってしまったらどうなるだろうか。そして多数の情報が得られる反面、得られる情報を精査する必要がある。その為に、情報を得る為にインターネットだけを使用しない方が良いそうだ。インターネット上には情報が溢れているが、不確定なものや不必要な情報も多い。溢れる情報を目にしていると自分の目的が曖昧になり、欲しい情報が不明確になりがちだ。まずは自分が欲しい情報、求める結果、アウトプットを想像し、紙に書き起こしてみる。そして、それを達成する為に必要なこと、すべきことを書き出していく。このようにある程度道筋を持って調べることで、欲しい情報に行きつきやすくなる。何かと便利になった時代ではあるが、その分、なおざりにされていることも忘れず、情報の活用方法について検討していきたい。

Y・Y取締役(♂)

新入社員が入るこの時期になると、自分が新入社員だった頃を思い出す。新入社員の頃は何もかも初めてであり、また先輩達との知識や技術の差に愕然とすることも多いだろう。私も実際、入社した当初は先輩や上司との知識や技術差を痛感し、追いつけるのかと不安になったものだ。私が先輩や上司に追いつくために行ったのは、1日の仕事量をなるべく短い時間でこなし、残りの時間で自分が得たい知識や技術を勉強するというやり方だ。当時はUNIXが台頭してきた時期で、マニュアルはまだ英語版しか無かった。そんな限られた環境や少ない情報の中から自分の求める回答を探し見つけるということを繰り返した結果、プログラムの作成だけでなくネットワークの運用や構築など、一通りのことが出来るようになったと自負している。新人の時は「何を聞いたら良いのか分からない」という事態に陥りがちだ。だが先輩や上司にすぐに聞くのではなく、まずは自分で何が分からないのかを調べてみてもらいたい。人に聞いた知識は忘れるのも早いが、自分で試行錯誤しながら回答を導き出すことで、知識や技術は身についていく。まずは自分で調べ、それでも壁にぶつかった時、その時こそ私達を是非頼ってもらいたい。

M・S執行役員(♂)

毎年、この時期になると「あおいくま」の話をしている。「あおいくま」とは、あいうえお作文で作られた人生訓であり「焦るな、怒るな、威張るな、腐るな、負けるな」の頭文字をとったものだ。私は文系の学校を卒業してIT会社へ入社したのだが、自分以外の同期は全員理系やITを専門で勉強していた人達であり、当時は遅れを取っていると感じ、焦っていたことを思い出す。周りや同期と比べて自分が劣っているのではないかと思いがちだが、焦ることなく自分をしっかり持ってもらいたい。また怒ると叱るは、似て非なるものである。怒るとは感情的に相手を一方的に責めるものであり、周りにも良い影響を与えない。怒るのではなく、冷静に相手の為を思って叱ることに専念するべきだろう。「威張るな」とは、先輩だから、上司だからと威張るのではなく、相手から敬意を持たれるような人になって欲しい。「腐るな」とは、社会人になるとどうしても理不尽に思う事も増えてくるだろう。そんな時でも「どうせ」等と腐るのではなく、何事も経験だと割り切って前向きになってもらいたい。「あおいくま」の最後は「負けるな」だ。負けると思う定義は人によって様々だ。私の思う仕事においての「負け」とは目の前の責任から逃げること、つまり辞めることだ。石の上にも三年というように、まずはTWSという会社に腰を落ち着けて、自分の得意不得意を理解し能力を伸ばしていってもらいたい。「あおいくま」は何かを達成する為に必要なものではなく、社会人としての訓戒だ。これから社会人として長い道のりを進むためにも、何かの折には「あおいくま」となっていないか、自分の行動を振り返ってもらいたい。

D・Iさん(♂)

人間は生まれてから3歳までが一番知識を吸収する時期だと言われている。見るもの、触るもの、すべてが新鮮であり、好奇心に溢れているためどんなものも吸収できるのだ。4月に入社した新卒の皆は社会人としては生まれたてだ。新鮮に感じられるうちに色々な事に興味を持って成長していただきたい。成長するにあたっては目標を決めることが重要である。そこで是非マンダラシートというものを活用してはいかがだろうか。メジャーリーガーの大谷翔平選手も高校時代の監督から教えてもらいマンダラチャートを作成していたそうだ。「ドラフト1位で指名される」という叶えたい大きな目標を中心に記入し、それを囲うように大きな目標を達成するための小さな目標を記入する。更にこの小さな目標を達成するための行動を書けるだけ書いて見える化する。それらの一つひとつを常に振り返りながら実行していくことで、大谷選手は大きな夢を叶える事が出来た。私たちも目標を明確化し、それに向かって努力し続ければ、大きな目標を叶えることができるかもしれない。

A・Kさん(♀)

皆は仕事とはどのようなものだと思うだろうか。生活するための対価、生き甲斐、色々と意見はあるだろうが、私は仕事を「人に感動を与えること」だと思っている。大げさかと思われるかも知れないが、仕事でのサービスや言葉、そして態度がどれだけ人に感動を与えられることが出来るかが、業種を問わず成功の鍵であり、醍醐味だと言えるだろう。例えばレストランに行って料理の美味しさは勿論、清潔なフロアや温かい笑顔、行き届いたサービスを受けることが出来れば、お客はもう一度来たいと思うに違いない。リピーターとして何度も来店していただいたり、口コミで良い評価をしてもらえたり、人から人へと良い評価が繋がってどんどんお客様が増えれば、間違いなく、それはレストランとして成功したと言えるだろう。限られた時間や資源の中でより良いサービスを提供するのは大変なことでもあるが、様々な工夫やスキルを身につけることで、その困難は乗り越えられるはずだ。新入社員の皆にとっては、まだまだ長い社会人生活のスタート地点であり、仕事に対する取り組み方は人それぞれだ。自分なりの仕事への取り組み方を早く見つけられると、やり甲斐をもって仕事に臨めるのではないだろうか。

M・Tさん(♂)

TWSの新入社員が毎日新入社員研修を受けていると、自分が新入社員だった頃を思い出す。もう数十年前となるが私が新入社員の時代は、入社後の新卒研修ではなく入社前の春休み期間に新入社員研修を実施し、4月1日からは各部署に配属されることも多かった。実際に私も春休み期間中に静岡の合宿所で、1週間の合宿型研修を行った。新入社員研修では、まず挨拶の仕方から始まり社会人の心得を学ぶ。出来なければ何度もやり直しさせられるという過酷な内容であり、学生時代の甘えが通用しないことを徹底的に教え込まれる。研修の最後では社歌を自分流にアレンジして将来の未来像を歌うというものであり、なかなかに苦労したものだ。今、あの頃を振り返ると研修の辛さは勿論ではあるが、一緒に研修を受けた同期の仲間達の大切さが一番に浮かぶ。研修を受けた時、その後社会人として苦楽を乗り越えた時、振り返れば必ず同期や仲間達の支えや励みがあった。新入社員時代の同期生は、その後の長い社会人生活にとって大切で特別なものだ。TWSの新入社員も同期の仲間達と絆をはぐくみ、今後の社会人生活をより良いものとしてもらいたい。

K・U執行役員(♂)

4月1日、TWSにも11名の新卒社員が入社してきた。今の新卒世代はコロナ世代というようだが、私の時代は一見すると個性が無く皆同じように見えることからバーコード世代と言われた。そんなバーコード世代である私達に新卒研修をしてくれた、時の副社長よりいただいた「若いうちは色々なチャレンジをして、これだけは人に負けないと言うものを作りなさい。そして井の中の蛙になりなさい」という言葉が今でも忘れられない。井の中の蛙とは、小さい世界で得意になり知識や見聞が狭いことの例えであり、あまり良い意味で使われない。それ故に何故この言葉を使うのかと不思議に思ったものだ。それから年月が過ぎてコンサルタントを志した時にも、師と仰いでいた方からも同じように「一分野に秀でるのではなく、オールラウンダーに成れるようになりなさい。しかし、その為には一分野に秀でる必要性がある。井の中の蛙になるように」と言われた。実は井の中の蛙とはその後に言葉が続き、正しくは「井の中の蛙大海を知らず、されど空の蒼さを知る」となる。小さい世界で育った故に知識も見聞も低いが、その代わり井戸の中の世界に長くいたからこそ見えるものを知っているという意味だ。つまり一つの分野に秀でることで分かることがあり、それは他の分野でも必ず役に立つ。先日、40冊目の著書「最新 個人情報保護法の基本と実務対策がよーく分かる本」を出版した。コンサルタントとなってから約20年かけて40冊の著書を出版することが出来たのは、ひとえにこの言葉があったからだろう。私も空の青さを知るべく、邁進していきたい。