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思いやりのバトン

R・Kさん(♂)

先日、母校で企業説明会があり、卒業生という形で参加させていただいた。久しぶりの母校で、去年の今頃、自分も同じように話を聞いていたことを思い出し、感慨深かった。説明会が終了し、会社のパンフレットや資料を入れた紙袋を持って帰社する際に、雨がかなり降っていたこともあり、紙袋が破け、中身をばらまいてしまった。その時「大丈夫ですか?」の声と共に道に落ちた資料を拾ってくださった方がいた。それも一人ではなく四人もだ。中には道を引き返してまで来てくださる方もいた。日本人はよく「事なかれ主義」だと耳にする。目の前で何かが起きてもなるべく関わらないようにしよう、と思ってしまうのが日本人だ、と私も思っていた。実際私も逆の立場だった場合、見て見ぬふりをしてしまっていたかも知れない。しかし、困ったときに手を差し伸べられて嬉しくない人はいないはずだ。私もあの時、雨で地面が濡れて汚れているにも拘らず躊躇いなく拾ってくださった方達には感謝と尊敬の念を抱いている。恐らく私はその方達に恩を返すことはできないが、もし次に困っている人を見かけた時に、助けになることはできる。初めは勇気がいるかもしれないし自分が助けになれるだろうかと不安になることもあるかもしれない。しかし、困っている時に一緒に協力したり、悩む仲間がいるだけでとても心強いものだと身をもって感じた私は、今度困っている人を見かけた際は一歩踏み出し、手を差し伸べて思いやりのバトンを渡したい。そのバトンを受け取った人が続いていけば、もっと多くの人を救うキッカケとなるかも知れないのだから。