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八十八夜におもう

N・H支店長(♀)

本日は八十八夜である。立春から数えて八十八日目にあたるこの日に摘んだお茶を一番茶として飲むととても美味しく、また一年を無病息災で過ごせると言われている。私の実家がある地域では、昔から抹茶を日常的にいただく習慣がある。最近では少なくなってきているかもしれないが、来客があった際にも抹茶を出す方が多い。抹茶をいただく場合、一服のみいただくことが多いと思うが、私の実家の辺りでは、断らなければ二服目、三服目と次々に出てくる。以前、私の実家辺りへ営業に行った同僚から、営業先で抹茶を出された時「一服目で終わると思っていたら次々と出され、断り時が分からず困った」という話を聞いた。私にとっては、二服目以降の提供については普通であったため、この話を聞くまでは何も思うことは無かったが、違う習慣の方からすれば、営業先でもあるし断り時が分からず困るのも納得であった。明日よりゴールデンウィークの後半となる。日頃の忙しさの解消としてゆっくり過ごすことも良いが、日常とは違う習慣に触れてみるもの良いのではないだろうか。