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3分間スピーチ

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K・U執行役員(♂)

失って気付く有り難さ

K・U執行役員(♂)

先日、とあるお客様先へ研修の講師として出向いた。コロナ禍と言う事もあり、密を避けたソーシャルディスタンスの徹底やマスク着用、消毒の徹底等、しっかりした対応で、終始安心して講師をすることが出来た。実はその研修中、ふと不思議な感覚に陥った。何故かと考えたところ、対面での研修は実に1年ぶりだと言う事に気付いたのだ。コロナ禍で研修はほぼリモートとなり、この1年は1人で画面に向かって喋っているだけだった。リモートで会議等を行ったことがある人は分かるだろうが、リモートではたとえカメラをオンにしていても相手のちょっとした変化から分かる小さな事象をどうしても見過ごしてしまう。この言い方で相手には伝わっただろうか、この部分は難しかっただろうか等、相手をよく観察しなければ気付かないことが分からず、知らず知らずのうちにストレスだと感じていたようだ。それが久しぶりの対面研修を行うことで、相手の表情や話し方で意図を読み取れることが、こんなにも尊いことだと気付いた。迎社長が以前にも仰っていたが、当たり前は当たり前ではない。このコロナ禍で当たり前だと思っていたことが、実はかけがえのないことなのだと気付いた人も多いだろう。緊急事態宣言はまだまだ続いてしまうが、コロナ禍に合った方法を模索すると共に、コロナ前に近づけるような施策をもっと考えていかなければならないと感じている。