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3分間スピーチ

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相手を敬い思いやる

H・Oさん(♂)

10代の頃から武道を嗜んでいる。武道とは武士道から始まった古武道、そして西欧の要素を取り入れスポーツとして成立した現代武道がある。武道でよく言われるのが「心技体」という言葉で、心と技術そして身体すべてのバランスが整った時、最大限の力が発揮できるという教えである。武道には全て武士道からくる「道」という言葉が入っており、武士道の精神が根底にあるとされている。では技術や身体は日頃の練習を欠かさず行う事で鍛えられるが、心の鍛え方とはどうしたら良いのか。日本の武道が西欧と違う大きな要素として残心という点がある。残心とは文字通り心を残すという意味であり、技を終えた後に次の攻撃に対して油断しないよう余韻を残すといった動作であり、常に美しい所作や相手を敬い卑劣な行為を行わないという禅に通じている。「礼に始まり礼に終わる」という日本古来の礼儀という感覚は心の安定や精神統一に不可欠であり、つまりは心を鍛えるということに当たる。TWSではGNO(義理・人情・思いやり)をモットーとしているが、これは武道の礼儀と通じるものである。相手を敬い思いやることで、自分を大きく成長させることが出来るのだ。