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非常識が常識に

2019.08.09(Fri) Y・Yテクニカルエキスパート(♂)

東京オリンピックまで1年を切り、巷ではオリンピックの話題で持ちきりだ。
オリンピックと言うと、私はリチャード・ダグラス・フォスベリー選手を思い出す。
リチャード選手走り高跳びの選手で、1968年のメキシコオリンピックで優勝した。当時の跳び方はベリーロールが主流であったが、リチャード選手は記録が伸びず壁に当たっていたそうだ。
如何にして高く飛ぶかを研究していたところ、背面飛びにたどり着いたのだが、当時は周囲から非常識であると非難の言葉や冷ややかな目で見られていた。
しかし、彼は誰にも屈せず、背面飛びに磨きをかけていった結果、見事オリンピックという大舞台で2m24cmという大記録を叩き出し金メダルを手にした。
このメキシコオリンピック以降、背面跳びは彼の名前か「フォズベリー・フロップ」と呼ばれるようになり、今では走り高跳びの「常識」となっている。
周りから非常識と言われようとも信念を貫き通し世界の非常識を常識に変えた感動した。
今の常識であってもそれが必ずしも最善とは限らない。
仕事においても時代やその時の状況により最善のやり方を模索し、物事を進めていくことで劇的な改革にたどり着けるかも知れない。