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3分間スピーチ

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D・S部長(♂)

最近、懇親会などで皆と会話をしていて気づいたのだが、以前に比べて未来の話をしなくなっているように思う。以前は「今後〇〇したい」「数年後には〇〇の状況になっているだろう」といった話題を、気軽に、時には熱く語り合っていた記憶がある。未来について語らなくなった背景には、便利な環境や情報が身近に整い、現状を容易に把握できるようになった反面、自分の可能性やパフォーマンスを控えめに見積もり、新しい挑戦にリスクを感じやすくなっていることがあるのかもしれない。しかし、未来の話をすることは、必ずしもそれを実現する約束ではない。むしろ、それは自分の考えを整理し、仲間に刺激を与え、組織に活力をもたらす大切なきっかけである。未来を語ることで、お互いの視野が広がり、新しい行動や協力関係が生まれる。小さなアイデアや夢の共有が、やがて大きな成果や変化につながることもあるだろう。だからこそ、私はあえて呼びかけたい。どうか、今一度立ち止まり、自分がどんな未来を思い描きたいのかを考えてほしい。そして遠慮せずに、それを声に出してほしい。未来について話をしよう。

J・Kさん(♂)

500円玉貯金は、1日1枚続ければ1年で18万円になると言われている。私の場合は期限を決めず、無理のない範囲でコツコツと貯め、4年かけて目標にしていた2,000枚を達成することができた。負担なく続けられたからこそ、大きな達成感を感じている。貯金箱がパンパンになったため、まずは400枚を紙幣に交換しようと銀行へ持ち込んだところ、思わぬ壁にぶつかった。100枚以内の交換は無料だが、それを超えると手数料がかかるのだ。せっかく貯めたお金が手数料で目減りするのは本末転倒だと考え、100枚ずつ分けて交換することにした。単に紙幣に替えるだけなのに意外と手間がかかったが、そのおかげでまとまった金額を手にできた。次の連休には敬老の日があり、94歳になる祖母が老人ホームから実家に戻ってくる予定だ。そのタイミングに合わせて、貯金の一部でプレゼントを贈ろうと計画している。まさに「塵も積もれば山となる」である。皆も、1日1枚の500円玉貯金を始めてみてはいかがだろうか。

T・M部長(♂)

つい数年前までは「仕事=人生」と考える人が多く、遅くまで残業したり、休日でも連絡に対応したりすることが“美徳”とされていた。しかし近年では、仕事とプライベートをきちんと分け、自分の時間を大切にする姿勢が当たり前になりつつある。これは心身の健康を守り、長く働き続けるために合理的な選択だといえるだろう。私は、この変化を時代の価値観の移り変わりだと感じている。若い世代は、与えられた業務に全力で取り組みつつ、遊びにも全力を注ぐ傾向がある。その結果、ライフワークバランスや業務効率化を重視し、仕事と私生活を切り分けることが新たな“美徳”とされるようになった。しかし、割り切ることと責任を放棄することは別問題である。仕事が終わっていなくても当然のように定時で帰る、有給取得を「権利だから」とだけ主張し仕事への責任を顧みない。そのような姿勢の人が老若男女を問わず増えているように思える。与えられた職務と権限を全うする意識を全員が持たなければ、せっかく夢や希望を抱いて入社した新入社員の意欲をも損ないかねないのではないだろうか。責任感を持って仕事に向き合うことは、組織全体の信頼を高めると同時に、自分自身の成長と誇りにもつながるのである。

K・Uさん(♂)

ここ半年ほど継続しているウォーキングの効果を実感している。始めたきっかけは健康維持であり、運動不足を補うために「まずは歩くことから」と考えた。実際に続けてみると、健康面だけでなく思いがけない効果があった。それは思考の整理である。仕事や家族のこと、今後の予定など考えることは多いが、ウォーキングをその整理の時間として活用することで頭がすっきりまとまる。特に仕事においては、研修やセミナーでの説明内容、お客様との打ち合わせ準備など重要な事項が多いが、歩きながら考えることで効率的に対応できている。電車に乗っているときよりも深く静かに言葉が整っていく感覚があり、この習慣が定着してから自然と思考が流れるようになった。さらに調べてみると、歩行は脳への血流を増やし、思考力や創造性を高めることが医学的にも裏付けられていると知った。加えて、ストレスを軽減し心を落ち着かせる効果もあるという。つまり、歩くことは体だけでなく、心と頭にも良い影響を与える行為である。現在、ウォーキングは私にとって「考える時間」「整える時間」となり、欠かせない習慣になっている。今後も継続していきたい。もし日常の中で悩みや課題を整理したいと感じたときは、その解決の糸口として「歩く時間」を持つことを勧めたい。

Y・Oさん(♂)

アメリカの自動車メーカー、ゼネラルモーターズの開発部に届いた奇妙な苦情の話をご存じだろうか。その内容は「バニラアイスを買ったときだけ車のエンジンがかからない。おかしな話なのは承知している。返事は不要」というものだった。送り主自身も奇妙だと自覚していたが、受け取った会社側も「バニラ味でエンジンが?」と半信半疑だった。それでも開発部はエンジニアを現地に派遣し、実際にアイスを購入して検証することにした。すると驚くべきことに、バニラを買ったときだけ本当にエンジンがかからず、他の味では問題がなかった。エンジニアは日を改めて何度も調査を行い、訪れた時間や購入の流れを細かく記録した。そしてついに、ある違いに気付いた。バニラ味だけは店の都合で提供時間が極端に短く、買い物が早く終わってしまうのだ。そのため、エンジンを切った直後に再始動を試みることになり、ガソリンラインに気泡が生じて燃料の流れが止まる「パーコレーション」という現象が発生していたのである。この逸話は、目に見える現象が必ずしも答えではなく、どんなに不思議に見えても事実は事実であることを示す有名な例として語り継がれている。私が特に印象に残ったのは、「疑問に思いながらも現地にエンジニアを派遣した」という会社の姿勢だ。もし自分なら「そんなことはあるはずがない」と軽く受け流し、わざわざ現地調査までは行わなかったかもしれない。しかし、AIが登場し、専門技術者でなくても開発が可能な時代だからこそ、こうした親身な顧客対応こそが重要になるのではないかと感じる。そして業務を円滑に進めるためにも、私自身そうありたいと強く思う。

T・Tさん(♂)

私が以前の会社で上場を経験した際に意識したのは「会社の成長に合わせて自分も成長する」ということだった。会社は「法人」と呼ばれ、目には見えないが一人の人間のように存在していると捉えていた。そして社員は、その人物を構成する一部である。手や足かもしれないし、服やアクセサリー、あるいは言葉遣いであるかもしれない。その一部として「法人」という人物が目指す方向を意識し、ともに成長することを心がけてきた。現在、TWSという人物は設立22年目を迎え、ちょうど大学を卒業して社会人になろうとする時期にあたる。そこで重要なのは、社員という構成要素が「このままではダメだ」「これでは恥ずかしい」と感じられる存在であってはならないということだ。そうした要素は自然と取捨選択される。上場を経ても、目の前の業務内容が大きく変わるとは限らない。しかし「TWSという人物の一部として恥ずかしくない存在であること」これこそが会社とともに成長するという意味である。すなわち、自らが上場企業の社員として相応しい言動を心がけ、常に学び続けて成長することが求められる。私は入社してまだ数ヶ月だが、TWSという人物の成長に歩調を合わせ、自らも成長していきたいと考えている。

S・Mさん(♀)

この言葉は「事を成し遂げるためには、その準備に8割、実際の作業には2割の時間を使うべきだ」という意味だ。つまり、準備がきちんとできていれば、作業そのものはスムーズに進むという考え方である。私は最近、この言葉を聞いた際に「確かにそうだな」と思った。例えば、旅行の計画を立てる時。行きたい場所や持って行く物をきちんとリストアップし準備しておけば、当日は楽しむことだけに集中できる。逆に準備不足だと、忘れ物などで慌ててしまう。仕事でも、この考え方は非常に重要だ。プロジェクトのゴールや、社員同士の役割を共有できていると安心感があり、予想外のことが起きても対応しやすい。計画、準備、そしてチーム全体の理解。これらがきちんと行われているかどうかが、作業効率や成果に大きく影響を及ぼすのだ。ちょっとしたことでも「準備しておくと楽になるかな?」と考えてみると、意外と効率が上がるかもしれない。「まずは段取りを整える」ことを意識して一日をスタートしたい。


E・M執行役員(♀)

子供の部活で、監督交代という事態が起きた。新しい監督は既に来ていたが、話し合いの末、今年は現監督主体で活動することが決まった矢先の出来事である。子供たちは動揺し、夏合宿も中止となり、練習量も大幅に減ってしまった。発端は、引退した先輩の親御さんによる「現監督の不正」に関する通報だった。内容は、夏だけでなく冬にも合宿を行ったことや会計を立替で処理したことなどで、子供たちの為を思って行ってくれたことでもあり、現役選手やその親からすれば「それが問題なのか」という程度のものだった。今回学んだのは、一人の声が然るべきところに届けば、それがあたかも全員の総意のように扱われてしまうということだ。「皆が言っている」と表現されると、本当にそう聞こえてしまい、積み重ねてきた話し合いも無に帰してしまう。子供たちにとっては辛い経験だったが、理不尽さや逆境を仲間と共に乗り越える中で、より強く成長できるだろう。そして今回の出来事は、大人こそが冷静さと公平さを持ち、声の大小に惑わされずに事実を見極める責任があるという教訓にしたい。

迎社長(♂)

日頃のニュースを見て、何か感じないだろうか?神戸では面識のない女性が、動機も不明なまま殺害されるという事件が起き、社会の異常さを痛感させられる。恐怖や不可解さだけでなく、罪のない人々が理不尽なリスクを背負わざるを得ない世の中そのものが異常事態である。さらに、8月の終わりにもかかわらず35℃を超える猛暑日が続き、史上最高や今年最多の記録が更新された。明らかに地球温暖化の影響と考えられるが、反面、ガソリン減税が喜ばれる現状は、長期的には化石燃料依存と二酸化炭素排出を助長しており、50年先、100年先の未来を危うくしているのではないかと感じる。私自身が衝撃を受けたのは、自動運転バス「レベル2」の実証実験で起きた事故だ。運転手が同乗し一部を自動化する仕組みであったが、事故が自動運転中か手動運転中かは不明のまま、東京都での実験はすべて中止された。これでは日本が世界からさらに遅れを取ってしまう懸念もある。AIが暴走し、人間が制御できなくなるというSF映画のような未来も現実味を帯びつつあり、本当に恐ろしい。今までの常識が通用しなくなる社会に、強く考えさせられる。

J・Sさん(♂)

先日、夏季休暇で親戚と過ごした際、小学4年生の姪がスマホを操作しており驚いたが、実際には親のスマホを借りていた。話題は「子供にスマホを持たせるかどうか」となり、できれば避けたいが周囲の友人が持ち始めると仕方ないという意見もあった。調べてみると、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズは子供に14歳までスマホを与えなかったという。スマホは予測できない「小さな報酬」を与え続け、脳内でドーパミンを分泌させるため、依存に陥る危険性があるとされている。最近では愛知県豊明市で「余暇のスマホ利用を1日2時間まで」とする条例案も提出され、議論を呼んでいる。自分の利用状況を振り返ると、アラームでの起床、通勤時のICカード、決済、出退勤登録、連絡、安否確認、情報収集や娯楽など、生活の多くをスマホに依存していた。財布を忘れても困らないが、スマホを忘れると必ず取りに戻るほどである。実際に利用時間を調べると平均5時間、多い日は8時間に達していた。以前はアプリに熱中して10時間以上使っていた時期もあり、会話中に相手がスマホを見ていると不快に感じたことから、自分も人と話すときには触らないよう意識している。スマホは今や欠かせない存在であり便利であるが、同時に時間を奪う側面も大きい。依存を避け、上手に付き合っていくことが重要であると改めて感じた。皆も一度、自分の利用時間を確認してみると良いと思う。