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3分間スピーチ

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Y・M監査役(♂)

2000年頃、シングルサインオンでサーバにログオンできるシステムを開発し、納品した。ところが、バッチ処理は2時間で終わる想定だったにもかかわらず、10時間経っても終了しないという連絡が入り、至急現地に向かうことになった。タイムスタンプをあらゆる箇所に埋め込み、各処理が何時何分何秒に到達するかを追いながら原因を特定し修正したところ、処理時間を30分にまで短縮することに成功した。しかし、その後もさまざまな不具合が続出し、多くの人員を投入する事態となり、最終的には3か月を費やしてようやく満足のいく形で納品することができた。さらに、この作業と並行して、提携金融機関のシステム開発にも携わった。当時はJavaが出始めた頃であり、多い時には150名ほどの製造要員が参加していた。プロジェクトの当初の報酬は約4億円だったが、機能追加などが重なり、最終的には17億円ほどにまで膨れ上がった。この期間が、人生で最も働いた時期であったと今でも感じている。また、2004年頃には半年ほど山形に常駐する業務にも従事した。大変な面もあったが、仕事の合間にはお客様が観光に連れて行ってくれたり、美味しい肉や酒をご馳走してくれたりと、非常に思い出深い時間であった。そして、その年の夏頃に会社のセカンドキャリア制度で早期退職の募集があり、応募し退職したことがきっかけで迎社長と出会い、現在に至っている。振り返れば、とにかくよく働き、そしてよく飲んだ日々であった。仕事は確かに多かったが、辛さはほとんどなく、むしろ毎日がとても楽しかった。自分は「飲むために仕事をする」という感覚であり、嫌な思い出もほとんどない。皆も、辛いことがあっても、飲んで騒いで、その日のことはその日のうちに忘れ、前向きに頑張ってほしい。

K・Mさん(♂)

西湖は山梨県にある富士五湖の一つで、その中でも特に静かで手つかずの自然が残る湖だ。その西湖で両親は釣り宿を営んでおり、入社前の私は毎朝3時半か4時半に起きて手伝いをしていた。暗闇から太陽が昇り始める頃まで作業をしていたため、湖面から立ち上る霧、朝日を受けて輝く水面、光に照らされ黄金色に染まる雲といった景色を、日常の風景として見て育った。弁当配達では湖上に出ることもあり、配り終えた後には船のゆったりとした揺れや太陽の暖かさ、山々の穏やかな佇まいに包まれ、思わず眠ってしまうほど心地よかったことを覚えている。気持ちが晴れない時でも外に出て深呼吸をするだけで心が軽くなり、そこから私は「自然には心をリセットする力がある」と感じるようになった。西湖はとりわけ空気が澄んでいるため、以前に新卒の皆と山梨旅行をした際、西湖に到着した瞬間に全員が「空気がきれい」と口をそろえていたのがとても嬉しかった。今の仕事はどうしても画面と向き合う時間が長く、目や頭だけでなく心も疲れやすい。だからこそ時々自然に触れて心を整えることは、とても大切だと思う。もし週末や連休に気分転換をしたい方、自然の中で静かに過ごしたい方がいれば、西湖をぜひお勧めしたい。

S・Kさん(♀)

運動には気分を安定させ、ストレスを軽減する効果があるとされている。具体的には、運動によって「セロトニン」という物質が分泌され、それが脳内で“うつ症状を緩和する仕組み”として働くという。また、運動を継続することで「今日は少し動けた」「走れた」といった小さな成功体験が積み重なり、それが自分への信頼感、いわゆる自己効力感の回復につながるという心理的効果も指摘されている。私自身、これまでの休日は「疲れているから」と理由をつけ、ベッドの上でゴロゴロと過ごすことが多かった。体を休めること自体は大切だが、心のどこかで「また一日を無駄にしてしまった」と自分を責めてしまい、せっかくの休日にもかかわらず気分が沈むこともあった。そんな中、少し前に会社の運動会イベントに参加した際、久しぶりに体を動かしたことで不思議と気分が明るくなり、運動の楽しさを改めて実感することができた。とても楽しく、有意義な一日であった。休日は早起きをして近所の川沿いを歩いたり、軽く走ったりする習慣を作ろうと決めた。皆もぜひ、休日に体を動かしてみてはいかがだろうか。

O・Yさん(♂)

入社してから現在までの7か月間で仕事を続けてきた中で、私が最も重要だと感じたのが体調管理である。私はもともと自分の体調に無頓着な性格であったため、気づいた時には体調を崩しているということが多々あった。その結果、入社当日に体調を崩して途中で早退してしまったり、人手が足りない日に発熱して欠勤し、周囲に迷惑をかけてしまうことがあった。これらの経験から、体調管理を徹底することの重要性を強く実感した。体調管理について調べる中で、特に重要なのは睡眠と食事であると知った。1日に7〜8時間の睡眠は脳や体の疲労を回復させ、免疫力を高める働きがある。また、1日3食のバランスの良い食事は、活動に必要なエネルギーを蓄えるだけでなく、筋肉や内臓の修復を助け、風邪をひきにくい体づくりにつながる。私自身もこの二つを意識するようになってから、以前より体調が安定してきたことを実感している。これから寒くなり、体調を崩しやすい季節になる。もし現在、体調が優れない方がいれば、ぜひこの二つを意識してみてほしい。

E・Yさん(♂)

私自身、最近新たに夜の習慣を始めた。それは、眠りにつく前に行う「マインドフルネス瞑想」である。身近な言葉で言えば、睡眠瞑想や寝落ち瞑想とも呼ばれている。やり方は非常に簡単で、仕事を終えて寝る準備が整ったら、ベッドや布団に横になり、YouTubeなどにあるガイド音声を聴きながら行う。瞑想初心者の私にとって、自分ひとりで瞑想を続けるのは難しいため、ガイドに身を任せる形で実践している。そうすることで自然と眠りにつけるうえ、瞑想によって頭の中が整理されるため、快眠と翌日の集中力向上という一石二鳥の効果が得られる点が、この習慣の魅力である。この習慣を始める前は、夜になると様々なことを考えすぎて寝つけなかったり、日中も業務中に無駄な考えがよぎって焦りにつながることが多かった。しかし、今では寝る前に“思考をリセットする時間”を意識的に持つことができている。夜のうちに頭がクリアになるおかげか、以前よりも無駄な思考が減り、仕事への集中力が高まったと感じている。もちろん、まだ完璧ではないが、無駄な考えが浮かんでも一呼吸おいて意識をリセットすることで、焦りを抑え、より落ち着いて業務に向き合えるようになった。今後もこの習慣を続けながら、より一層業務に励んでいきたい。

R・Mさん(♀)

先週の週末、同期13人で山梨へ旅行に行った。一人が大型バスの免許を持っていたこともあり、バスを借りて皆で向かった。旅自体はとても楽しく、同期とプライベートで会う機会も少なかったため、互いの新たな一面を見ることができ、思い出に残る旅行となった。しかし今回、私は幹事を務めたことで、その大変さを改めて実感した。私たちは現在、新卒として先輩方に多くを教えてもらう立場だが、今回は「自分が動かなければ何も決まらない」という状況で、責任の重さを強く感じた。また、もう一つの学びはレスポンスの重要性だ。普段、社内の部活動でも「確認したら反応・リアクションをお願いします」と言われることが多いが、実際にはすぐに対応できていない場面も多く、返信が遅れたり忘れてしまったりすることがある。今回の旅行でも、質問を投げかけても反応がなかったり、毎回同じ人だけが答えたりという状況が続いた。そのような状態では物事の決定に時間がかかり、「本当にみんな賛成しているのかな」と不安を抱えたまま進めることもあった。この経験を通じて、「見たらすぐに反応・行動する」という当たり前のことを当たり前に行うことが、チーム全体の動きを良くする鍵だと感じた。来年から新しい部署に配属され、新しい挑戦が始まる中でも、裏で支えてくださる方々の存在を忘れず、自分自身も素早い行動を心がけていきたい。

D・Mさん(♂)

最近遊んだ「農家は Replace() されました」というゲームから、多くの気づきを得た。このゲームは農業を題材としたシミュレーションだが、他の作品と異なり、キャラクタの動作をすべて自分でプログラムして指示する仕組みになっている。最初は単純な命令で十分だが、進めていくうちに、より複雑な効率化や最適化が求められるようになる。その過程で、私は二つのことに気づいた。一つ目は、変化において重要なのは「抵抗」ではなく「適応」であるということ。最初のやり方に固執すると、進化する仕組みに置いていかれてしまう。二つ目は、変化には必ず試行錯誤が伴うということだ。プログラムは一度でうまく動くことが少なく、失敗を重ねながら少しずつ形になっていく。この二つの気づきは、実際の仕事にも通じると感じた。新しい環境や仕組みに戸惑うこともあるが、試しながら適応していくことで、自分の成長につながるのだと思う。タイトルにある「Replace」は「置き換える」という意味を持つ。AIなどの技術が日々進歩する現代において、私たちの仕事の在り方も変化していく。しかし重要なのは、そうした変化を恐れるのではなく、受け入れ、新しい価値を生み出す姿勢であろう。

Y・Oさん(♀)

小学生の頃に観たドラマ『100の資格を持つ女』に影響を受け、当時、資格を通じて人の役に立ちたいという夢を抱いた。スーパーに置かれていた資格案内のチラシを持ち帰っては集めるほど、資格に憧れを持っていた。中学生になると、漢検や英検に挑戦しようとしたが、部活動や遊びに夢中になるうちに、いつの間にか資格取得という目標から遠ざかってしまった。社会人となってからは、新卒研修中に各種資格試験に挑戦する機会をいただき、いくつかの試験に無事合格することができた。しかし、最近受験した基本情報技術者試験では不合格に終わり、「時間が足りなかった」などと自分に言い訳をしてしまっていた。そんな折、全社員研修で「動け‼」というテーマの講義を受け、自分の姿勢を見つめ直した。そして年内の再受験を決意し、改めて“100個の資格取得”という人生目標を胸に刻んだ。これからも学び続ける姿勢を忘れず、努力を重ねていきたい。

R・Tさん(♀)

私たち日本人は、日常の中で「すみません」や「申し訳ありません」という言葉をよく使う。たとえば、電車でぶつかってしまったとき、席を譲ってもらったとき、ちょっとしたお願いをするときなど、つい反射的に「すみません」と口にする人も多いのではないだろうか。もちろん、相手への配慮や謙虚さを表す日本の“謝る文化”はとても素晴らしい。ただ一方で、あまりにも日常的に使いすぎると、本来責任をもって伝えるべき謝罪の言葉が軽く聞こえてしまうこともあるのではないかと感じる。また、「すみません」で済ませてしまう場面の中には、本来「ありがとう」で伝えるべき瞬間も少なくない。忙しい中で資料を作っていただいたときや、業務で指導を受けたときなど、つい「すみません」と言ってしまいがちだが、「ありがとうございます」と言い換えるだけで、相手に伝わる印象は大きく変わる。「すみません」は自分を下げて相手に配慮する言葉。一方、「ありがとう」は相手を尊重し、感謝の気持ちを伝える言葉だ。同じ一言でも、その先に生まれる関係性はまったく異なる。「すみません」を「ありがとう」に変える。そんな小さな意識の変化が、人との関係をより温かくしてくれるのではないか。私も今日から、感謝の言葉を大切にしていきたい。

迎社長(♂)

気がつけば11月に突入し、1年を振り返るような時期になってきた。先日、日経トレンディから「2025年ヒット商品ベスト30」が発表されていた。1位は「大阪・関西万博 with ミャクミャク」、2位は映画『国宝』、そして3位が「Nintendo Switch 2」だという。これらのヒットの背景には「体験最大化主義」という潮流があると分析されている。情報過多の時代において、タイパ(時間対効果)を意識しながら、一度の体験で得られる価値を最大化しようと、事前の予習や事後の復習に力を入れる人が増えているそうだ。映画『国宝』は歌舞伎の世界をテーマにしており、これをきっかけに本物の歌舞伎公演へ足を運ぶ観客も増えているという。「体験を売るビジネス」という点では、アメリカのメジャーリーグもその代表例だろう。現地観戦の魅力を高める仕掛けが随所にある。そして何より、大谷選手を始めとした各選手の活躍は言うまでもない。ワールドシリーズ第7戦、ドジャースの試合はまさに歴史的だった。山本由伸投手が9回裏、満塁サヨナラの絶体絶命の場面を、逃げずに立ち向かい、見事チームをチャンピオンへと導いた。その強靭なメンタルと、仲間とともに何度も危機を乗り越える姿勢は、私たちの仕事にも通じるものがある。どんなに厳しい状況でもラストまで絶対に諦めず、最後までやり抜く。そんな思いで、今年の残りも頑張っていこう!