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3分間スピーチ

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Y・Mさん(♂)

最近、情報を精査することの重要性を改めて感じる出来事があった。私は普段からYouTubeの動画や配信をよく視聴しているが、近年は活動者の数が非常に多く、好きな配信者だけを追っても全てのコンテンツを見切れないほどである。そこで便利なのが、配信や動画の一部を抜粋した「切り抜き動画」だ。見どころを短時間で把握でき、タイムパフォーマンスが高い点が魅力である。しかし、ある日たまたま視聴した切り抜き動画が、元の配信内容を歪めるように編集された、いわゆる“悪意ある切り抜き”であることに気づいた。偶然、元の配信を視聴していたため違和感を覚えたが、もしそうでなければ誤った印象を持っていたかもしれない。この経験を通じて、情報の出所を確かめることの大切さを強く実感した。ニュースやSNSなど、あらゆる情報があふれる現代社会においては、目にした情報をそのまま信じるのではなく、情報源を確認し、自らの頭で考える力が求められていると感じる。

K・Sさん(♀)

バセドウ病という病気を耳にしたことはあっても、詳しい症状まで知る人は少ないだろう。この病気は20〜40代の女性に多く、甲状腺ホルモンの過剰分泌により、異常な疲労感や体重減少を引き起こす。そしてもう一つの特徴が「眼球突出」だ。瞼が腫れて眼球が前に出るため、顔つきが変わり、特に女性は深刻に悩むケースも多い。私の母も5年ほど前からこの病を患い、現在も投薬治療を続けているが、発覚までに半年以上かかった。疲れや体重減少を「加齢のせい」と思い込み、異常に気づいたのは眼球突出が進んでからだった。初めは眼科や皮膚科を回っても原因がわからず、時間ばかり過ぎていった。ある日、風邪でかかった町医者に何気なく相談したところ、内科医の主治医がすぐにバセドウ病を見抜き、大病院を紹介してくれたことでようやく治療に至った。このように、自分の判断による「思い込み」は発見を遅らせる要因となる。仕事でも「こういうものだ」という先入観がミスを招き、重大な問題につながることがある。私自身も思い込みでヒヤリとした経験が多いが、それを防ぐ最善の方法は「自分だけで判断せず、必ず誰かに相談する」ことだ。どんな時も一度は自分の判断を疑ってみる――それが、思い込みを防ぐ第一歩だと感じている。

R・Kさん(♂)

3年ほど前から読みたいと思っていた『映画を早送りで観る人たち』という本をようやく手に取った。著者は、現代社会における映像コンテンツの受け止め方の変化に注目し、なぜ人々が映画を早送りで観るのか、その意図や背景を探っている。私自身も映像を「何かしながら観る」ことが多く、非常に興味深く感じていた。実際、作中のデータによると、倍速視聴の経験が最も多いのは20代で、必要ない部分を10秒飛ばしでスキップしたり、要約動画で内容を把握する人もいるという。著者はこれを「作品を消費する」と呼び、その原因の一つとして“時間のなさ”を挙げている。スマホを通じて常に新しい情報が流れる現代では、「内容さえ分かればいい」と考える人が増えているのだ。しかし、早送り視聴では登場人物の表情や沈黙、音楽の余韻といった本来の魅力が失われてしまう。それでも効率を求めないと生きづらい時代において、倍速視聴は現代人の焦りやストレスの象徴とも言える。この本は私たちに「コンテンツを味わっていますか、それとも消費していますか」と問いかけてくる。私自身は明らかに消費する側だったが、これからは“ながら見”をやめ、作品の時間の流れや感情を丁寧に感じ取りたい。効率より体験を重視することで、心に残る瞬間が増えればと思う。

K・Tさん(♂)

私は最近、白を基調としたインテリアに興味がある。白は清潔感や開放感、調和性に優れた万能の色であり、空間を広く見せ、どんな色や素材とも合わせやすいのが最大の魅力と言われている。白のインテリアに興味を持つようになったきっかけは、先日観た映画『デスノート Light up the NEW world』である。登場人物の部屋が白を基調としたスタイルで、特に白い折り紙で作られた立体作品に強く惹かれた。この体験を通して、私は改めて「白」という色の持つ力を感じた。白は最も明るい色であり、気分が落ち込んでいるときでも、視覚的な明るさが心を軽くしてくれるように思う。また、白は汚れやゴミが目立つため「この美しさを保ちたい」という意識が自然と働き、掃除への意欲を高めてくれる。私のPCのデスクトップ背景を白い薔薇の画像にしている。以前はファイルを散らかしがちだったが、白い背景では目立つため、自然と整理整頓を心がけるようになった。結果として、デスクトップにも清潔感と開放感を保てていると感じている。白は単なる色ではなく、心や空間を整える力を持つ色だと思う。皆も、生活の中に「白」を取り入れて、その効果を感じてみてはいかがだろうか。

T・Sさん(♀)

秩父夜祭は、埼玉県秩父市で毎年12月に開催される祭りであり、京都の祇園祭、飛騨高山祭と並ぶ「日本三大曳山祭」の一つに数えられている。300年以上の歴史を誇り、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている、地域の誇りとも言える伝統行事である。当地の小中学校は「秩父夜祭休み」として休校となり、子どもから高齢者までが一体となって祭りに参加する。都市部では味わえない、地域ならではの温もりと結束を感じることができる祭りだ。祭りの中心となるのは秩父神社である。地域の人々は神への感謝を込め、豪華な山車を曳き回す。その中には高さ15メートル、重さ10トンに及ぶものもあり、その通行のために列車を一時運休させ、架線を撤去し、通過後に復旧するという大掛かりな作業が行われる。この祭りには、ロマンチックな言い伝えも残されている。武甲山の男神が、秩父神社の女神のもとへ年に一度だけ会いに行く。その神々の逢瀬を祝うのが秩父夜祭であると伝えられている。夜が更けると、冬の澄んだ夜空に無数の花火が打ち上がり、日本の伝統の力強さと美しさを感じさせてくれる。寒さ厳しい12月の開催ではあるが、「冬のお祭り」という特別な情緒があり、さらに秩父名物のホルモン焼きやわらじかつなど、地元の味覚も楽しみの一つである。秩父夜祭は、華やかさの中に地域の絆と誇りが息づく、日本の伝統文化の力強さを体感できる祭りである。機会があれば、ぜひ一度訪れてみてほしい。

M・Sさん(♀)

近年、強盗や窃盗のニュースを目にする機会が増えている。一般家庭を狙った事件も多く、「うちは大丈夫」とは言い切れない時代になっている。こうした体感治安の悪化や防犯意識の高まりを受け、防犯対策を支援する自治体も増えている。立川市でも、自宅に防犯機器を導入する際の費用を補助する制度が実施されている。我が家でもこの制度を利用し、スマートロックを導入した。オートロック機能のほか、スマートフォンから施錠状況の確認や遠隔操作ができるため、鍵の締め忘れを防ぐことができる。また、ピッキング防止にも効果があり、導入してみると大きな安心感を得られた。こうした制度を上手に活用すれば、身近なところから安全性を高めることができる。職場においても、出入口の施錠確認や不審者への注意など、一人ひとりの小さな意識の積み重ねが重要である。日ごろから防犯意識を持ち、みんなで安心して働ける環境を守っていきたい。

S・Oさん(♂)

今年の夏の暑さが嘘のように、今日は涼しい一日である。気温も20℃を下回り、すっかり秋めいてきたと感じる。秋の穏やかな気候は私も好きで嬉しいが、季節の変わり目には体調を崩しやすい。昨年の今頃も、休日に急に風邪を引いてしまい、十分に休めなかった記憶がある。そこで今回は、注意喚起も兼ねて体調不良を防ぐための対策について調べてみた。まず、季節の変わり目に体調を崩しやすい主な原因は、気温や日照時間の変化にある。昼夜の寒暖差が5℃以上になることも多く、こうした環境の変化が自律神経の乱れを引き起こし、体調不良につながるという。対策としては、血行を良くすることが効果的とされている。ネックウォーマーなどで首元を温めたり、入浴やマッサージ、軽い運動を取り入れるのも良い。また、症状が長引いたりつらい場合は、病院に相談するのも一つの方法である。最近では「気象病外来」を設けている医療機関もあるそうだ。秋はイベントや行事も多く、楽しい反面、忙しさから体調を崩すこともある。日ごろから体調管理に気を配り、健やかに秋を楽しみたいものである。

H・T部長代理(♂)

私はデリバリーが好きで、週に2〜3回は利用している。今回は、そんな私が選ぶ立川エリアのおすすめ店を3店舗紹介したい。第3位は「とりめん 立川南口店」だ。鶏白湯ラーメンが看板のデリバリー専門店であるが、チャーハンが絶品で、鶏ササミの食感が良いアクセントになっている。ただし、飲み物がないことやカトラリーが付かないことがあるため、第3位とした。第2位は「麺やここいち 昭島店」だ。ご存知「CoCo壱番屋」が展開するカレーうどん専門店である。カレーうどん好きとして太鼓判を押せる味だが、デリバリーでは麺が伸びやすく、店舗より少し味が落ちる点から第2位とした。そして第1位は「立川マシマシ」だ。立川南口の有名な二郎系ラーメン店である。電子レンジで温める前提の仕様で、約8分の加熱で完成する。味は多少落ちるが満足度は高い。自宅で気兼ねなく食べられる点も魅力だ。野菜増しは有料なので注意してほしい。三連休に家でゆっくり過ごす方は、是非デリバリーで立川の味を楽しんでみてほしい。

Y・Yさん(♂)

趣味には、受動的なかかわり方と能動的なかかわり方がある。簡単に言えば、受動的とは受け身であり、能動的とは積極的であるということだ。たとえば「動画視聴」を趣味とする場合、動画を観る行為そのものは受動的な行動である。一方で、動画にコメントを投稿したり、自ら動画を制作・発信したりするのは能動的な行動といえる。どちらのかかわり方にも、それぞれ利点と課題がある。受動的な行動は、気軽に楽しめてストレスが少ない反面、刺激に慣れて感受性が鈍くなったり、考える力が弱まりやすかったりする。能動的な行動は、成長や達成感を得やすい利点があるが、考えることが多くなる分、疲労が溜まりやすく、時に趣味が義務のように感じられてしまうこともある。また、自分の活動に意識が向きすぎて、他者からの刺激や学びを受け取りにくくなる場合もある。どちらが良い・悪いというものではない。大切なのは、そのバランスである。自分の趣味における受動的・能動的なかかわり方を見直し、偏りがないか意識することで、より豊かに趣味を楽しむことができるだろう。ぜひ一度、自分の趣味との向き合い方を見つめ直し、自分らしい楽しみ方を見つけてみてほしい。

T・Hマネージャ(♂)

不朽の名作と呼ばれるバトル漫画には、強敵が次々と登場する作品が多いように感じる。しかし近年の人気作品では、物語の序盤から「最後の敵」が明確に設定され、その敵を倒すまでの過程を軸に展開していく構成が増えている。もちろん、昔の作品にも同様の手法を用いたものは存在するが、こうした描き方が主流になったのはいつ頃からなのだろうか。様々な名作バトル漫画の連載開始時期を調べてみたところ、2000年代に入った頃からその傾向が徐々に強まっているように思われる。その中でも、特に後続の作風に大きな影響を与えた作品が、2001年から2010年まで連載された『鋼の錬金術師』である。この作品は、序盤から最終目標が明確に提示されつつも、道中で登場する敵や仲間との関係性を丁寧に描くことで、読者を飽きさせない構成を実現している。まさに「不朽の名作」と呼ぶにふさわしい本作を、ぜひ物語構成という視点から改めて読んでみてほしい。