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3分間スピーチ

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S・Mさん(♀)

本日は12月24日、クリスマスイブである。皆は、サンタクロースが世界中の子供たちに一晩でプレゼントを配るために、どれほどの準備をしているか考えたことがあるだろうか。ある試算によれば、世界中の子供にプレゼントを配るためには、マッハ数千の速度で移動し、一軒あたり1000分の1秒で作業を終えなければならないという。そのためには、事前に入念な準備を行い、当日も一つのミスも許されない。当日になって「あの子の住所を忘れた」「トナカイの体調が悪い」などと言い出せば、この巨大なプロジェクトは即座に破綻する。これはまさに、究極の「効率化」と「徹底した事前準備」の賜物である。私たちの仕事も同様だ。大きな成果や締め切りという「本番」を成功させるのは、当日の頑張り以上に、それまでの「見えない準備」である。今年も残りわずかとなった。サンタクロースのように完璧な段取りを心がけ、気持ちよく一年の業務を締めくくろう。

G・Hさん(♂)

現在プロ戦績31戦無敗。世界4階級を制覇し、その内の2階級で4団体統一を成し遂げ、歴代日本人ボクサーで最強と言われている井上尚弥。「井上尚弥は なぜこれほどまでに強いのか?」私は、その答えは彼の「分析力と対応力」にあると思う。世界トップレベルの試合になると、彼より力が強い選手や、スピードが速い選手、テクニックや経験が上回った選手もいる。しかし、そんな選手を相手にしても負けないのは、彼が試合中に相手選手の作戦や狙いを読み解く能力が段違いに高く、また相手の作戦にどう対処すべきかを導き出す能力に長けているからだと思う。昨年5月のルイス・ネリ戦で、彼は第1ラウンドで人生初のダウンを奪われてしまう。接近戦の離れ際、ネリが予想外の角度で放った左フックが顔にクリーンヒットしてしまった。井上は体ごと右へ半回転してリングに倒れ込んだ。しかし倒れた直後、彼は思いのほか冷静だった。彼は試合後に「あの左フックを浴びたことで、相手の作戦と狙いが見えた」と語っていた。1ラウンド後のインターバルで作戦を立て直し、2ラウンド以降は一度もネリの左フックをくらうことなく、終始自分のペースで試合を進めた。最終的に3度のダウンを奪い、6ラウンドTKO勝利を飾った。この逆転勝利こそ、彼にしか持ちえない「分析力と対応力」が導いた賜物と言えるのではないだろうか。今週末、井上尚弥のプロ32戦目の試合がサウジアラビアで行われる。一体どんな強さを見せてくれるのか、私は楽しみでならない。

Y・Oさん(♂)

先日、弟から「AIに詳しいか?」と聞かれた。仕事でも日常的にAIを使っているため、何かあったのかと思い詳しく話を聞いたところ、高校生になる息子から「これからはAIの時代なのに、今までと同じような勉強をする必要があるのか?」と問われ、うまく答えられなかったという。最近、この手の質問が増えてきたと感じつつ、私は次のように答えた。「もしAIが『1+1=5』だと言ってきたら信じるか?それが間違いだと判断できるのは、前提となる知識があるからだ。これからAIの時代になることは間違いない。しかし、AIの回答が正しいか誤っているかを検証し、判断する力が求められる時代になる。だからこそ、一般常識となる学校の勉強くらいは、今のうちにしっかりやっておくべきだ」甥がこの話をどう受け止めたのか、その答え合わせは年末に実家へ帰ったときになるだろう。しかし、この考え方は仕事においても同様である。最近よく耳にするのが、「新人がAIに頼りっぱなしで……」という話だ。私自身、AIを使うこと自体は大いに結構だと思っているし、むしろ積極的に活用すべきだとも考えている。ただし、AIの誤情報や判断ミスによって不具合や障害が発生した場合、「AIが間違えたから」という言い訳は通用しない。最終的な責任は、すべて自分に返ってくることを理解していなければならない。要するに、AIが出した回答を正しく判断する力と、正しく検証する方法を持っていることが大前提となる。AIが奪うものとして「考える力」や「仕事をする権利」を挙げた記事を目にしたが、まさに今回の話はそれを象徴している。AIに使われる側になるのではなく、AIを使う側であり続けること。そうすることで、仕事をする権利を奪われないようにしたいものである。

T・Tさん(♂)

「企業の目的は何か」。それは突き詰めると「存続させること」である。では実際にどのくらい存続しているかというと、10年で半数、20年後には約4割程度になってしまうとされている。それは、10年・20年と企業を存続させることが、非常に困難であるという事実を物語っている。TWSも設立20年を超えたが、在籍している社員はすでに、身をもってその簡単ではない道のりを実感しているはずである。そして、これから先もさらに会社を存続させていくためには、時代の変遷も意識し、個々の業務から事業に至るまで、常に成長し、従来の在り方にとらわれずにチャレンジをしていく必要がある。この先、会社として目標に掲げるステージがどんなものであれ、そのステージにふさわしい人財になるよう、一人ひとりが努力研鑽し、新しいチャレンジを繰り返す必要があるだろう。今日より明日、明日より明後日と成長を意識して日々努力を重ね、社員一丸となって目標を達成すべく、精進していくべきであろう。

T・M部長(♂)

最近、仕事上で「成長とは何か」について考えることが多い。一般に成長とは、知識が増えることや、できることが多くなることを指す場合が多い。もちろんそれも成長の一つである。しかし、私はもう少し違った視点で成長を捉えている。誰しもが幼少期においては、何もわからず、何も経験していない。そのため、日々さまざまなことに挑戦する。挑戦し、失敗し、それを乗り越えることでできることが増え、それが喜びとなり、次の挑戦へとつながっていく。人はこのような成長のサイクルの中に、自然と身を置いているのである。しかし、年齢を重ねるにつれて、わかることが増え、経験も積み重なっていくと、新しいことに挑戦する機会は次第に減り、困難を乗り越える喜びを感じにくくなる。そして、ある時点で人は成長することをやめてしまうのではないか、と感じている。仕事においても同様である。同じことを長く続けている人と、やったことのないことに挑戦し、時には失敗を経験している人がいるとした場合、どちらが成長していると言えるだろうか。私は、たとえ失敗したとしても挑戦し続けている人の方が、人として成長していると考えている。そして、そのような人を、これからも応援していきたい。

K・Uさん(♂)

何気なくSNSを眺めていたとき、企業向けの啓発動画が目に留まった。20分ほどの動画であったが内容が興味深く、最後まで視聴した。タイトルは「コミュニケーションで大切なこと」である。その中で特に印象に残ったのが「観察力」と「洞察力」の重要性であった。たとえば、家族がいつもより元気がないと感じたとき、その変化に気づくのが観察力である。一方、その様子から背景や理由を考え「何があったのだろう」と思いを巡らせるのが洞察力である。観察力とは目に見える事実を捉える力であり、洞察力とはその事実に意味を与え、本質を考える力だと整理できる。この考え方は仕事にも当てはまる。私の業務でもある監査では、チェックリストに基づき事実を確認する。これは観察力が求められる作業である。しかし、そこに洞察力が加わることで、回答の背景や将来的な課題に目を向けることができ、より本質的な改善へとつなげることが可能となる。観察力と洞察力は、人を理解しようとする姿勢から生まれるものである。そしてそれこそが、「人と人とのコミュニケーションをとり、社会に貢献する」という社訓を実践するための基盤なのだと感じている。

E・M執行役員(♀)

先日のクリスマスパーティーで、嬉しい出来事があった。新卒社員の一人がサンタの衣装を用意し、先輩社員を含む4人で身にまとい、会場を盛り上げてくれたのである。そのきっかけは、前日の何気ない会話であった。パーティー当日の服装に悩んでいた二人のうち、一人が「新卒みんなでサンタの格好をすればよいのではないか」と提案し、その言葉を受けて実際に行動へと移した結果である。私自身、これまでクリスマスパーティーに参加してきたが、このような自発的な盛り上げは初めてであり、驚きと同時に、そこまで動いてくれたことを大変嬉しく感じた。今年は、些細なことではあるが、本社内のいくつかのルールについて改めて伝えてきた。朝の清掃やラジオ体操、お客様への挨拶など、いずれも日々の積み重ねが重要である。こうした基本をもう一度確認し、「やる」と決めたことには、ぜひ前向きな姿勢で全力で取り組んでほしい。一人ひとりの行動が、職場の雰囲気をつくり、ひいては会社全体の力につながっていくと考えている。

J・Sさん(♂)

近年、セキュリティに対する意識は高まり、さまざまな対策が講じられている。しかしその一方で、悪意を持ったハッカーも、あらゆる手段を用いてセキュリティを突破しようと試みている。10年以上前の話になるが、業務中、見かけない人物がフロアに入ってきて椅子に座ったかと思うと、突然上半身裸になり、椅子にもたれかかりながらくるくると回っていたことがあった。結果的には警備員に取り押さえられ、大事には至らなかったそうだ。現在ではセキュリティも大幅に強化され、社員証がなければドアが開かず、顔認証や暗証番号がなければ会社のフロアに入れない職場も多くなっている。また、PCのセキュリティ対策やサーバ室への入室制限なども、以前に比べて厳格になっている。しかし、私が以前テレビ番組で見た最近のセキュリティ攻撃の手口は、想像以上に巧妙であった。単純にセキュリティを破るのではなく、複数の工程を踏み、用意周到に準備を進めるという。まず、偽の社員証を作成する。表面については、SNSや会社のホームページなどから社員証が写り込んだ写真や画像を探し出し、それを複製する。中身については、エレベーター待ちの際に転んだふりをして接触し、スキミングを行うという。これにより、正規の社員であるかのように堂々と侵入できてしまう。他にも、清掃員などを装って社内に入り込む手口もあるそうだ。いったん入室してしまえば、PC周りを掃除するふりをしてLANに不正な機器を接続したり、BADUSBをPCに挿入しておくことで、起動時に乗っ取ることも可能になるという。また詳しくは紹介されていなかったが、近年ではセキュリティの甘いプリンタを狙い、そこを足がかりにPCやサーバを外部から操作できるようにする手口もあるようだ。私自身、過去に自宅で、気づいたら窓から知らない人が侵入してきたという経験がある。会社であれ家庭であれ「自分の身は自分で守る」という意識を常に持ち、日頃からセキュリティを意識していく必要があると、改めて感じた。

M・Kさん(♀)

先月の事業報告発表会で、社員満足度向上グループからとても嬉しい話を聞くことができた。ドナー休暇の制度について認可が降りたとのことだ。私は骨髄バンクのドナーに登録しており、骨髄の型が一致したことがある。誰かの命を救えるなんて!と喜んだのだが、叶わなかった。去年の春のことである。ワンオペによる障害対応での超過連勤など複数の要因が重なるタイミングでの連絡だった。骨髄の提供は合計で10日は休む必要があると知り、私は仕事を優先したのだ。医療系に勤める親からは「生半可な気持ちで登録するな、患者は生死の狭間にいる」と厳しく言われた。もし入院中の親が同じ目に遭っていたら、この言葉と同じことを思っただろう。SNSで似た話を数件見かけた。断った理由は様々だが、どの人も共通して長い間、良心の呵責に苛まれていた。私も同じく、罪悪感がとぐろを巻き続けていた。そんな中で今回の話を受け、少し気が晴れた気がした。骨髄提供には時間を要することを会社単位で認知してもらえたことがありがたい。骨髄バンクの詳細は公式サイトを見ていただくと良いが少しでも興味を抱いた人がいたら、この体験を参考にしてもらいたい。私のような人が減ること、そして何より、一人でも多くの命が救われることを願ってやまない。

M・Dさん(♀)

私の健康法は「気合い」、つまり気持ちで乗り切ることである。「そんなものが健康法なのか?」と思う人もいるだろうが、人間は気持ちの持ち方次第で自分の力を最大限に発揮できると私は考えている。例えば、私の子供はミニバスのチームに所属しているが、ほぼ互角の相手との試合では、勝敗を左右するのは気持ちだと実感している。最後まで気持ちを切らさずにやり抜いたチームが勝つのだ。もっとも、気持ちだけで乗り切るのが難しい時もある。そこで私は、気持ちをより強くするために「理由付け」をしている。「〇〇だから大丈夫」というように、自分なりの根拠をつくることで、気持ちを前向きに保つのである。ちなみに、私の健康の秘訣は「お酒」だ。毎日晩酌をしているのだが、私は「体内を毎日アルコール消毒しているから、菌やウイルスには負けない」と信じている。当然ながら医学的な根拠はまったくないが、そう信じているおかげか、この7年間、自分の体調不良で仕事を休んだことは一度もない。とはいえ、皆に毎日お酒を飲むことを勧めたいわけではない。大切なのは、何かしらの理由を付けて「自分は大丈夫だ」と思い込むことである。皆も強い気力を持って、この冬を乗り切ってほしい。