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3分間スピーチ

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Y・Y専務取締役(♂)

最近、勤怠の乱れによるクレームが増えている。私自身、約40年前に社会人としての一歩を踏み出したが、その際に先輩や上司から最初に教わったのは「飲み会の翌日や休み明けには、どんなことがあっても仕事を休まない」ということであった。当時、私はお客様先に常駐しながら、システム運用の24時間交替勤務に従事しており、昼勤・夜勤のスケジュールをこなしていた。担当者が来なければ交替ができず、結果として翌朝まで働かざるを得ない状況となる。今のようにLINEやメールで簡単に連絡できる時代ではなく、欠勤や遅刻の連絡は必ず上司に直接電話で伝える必要があり、その行為には強い責任感が伴っていた。そのような環境であったからこそ、私は体調管理に特に気を配るようになり「欠勤や遅刻をしない」という勤怠の習慣が自然と身についたのだと思う。しかし最近では、電車の遅延や体調不良などを理由に、あまりにも気軽に遅刻や欠勤をするケースが目立つようになってきた。こうした勤怠の乱れが続くと、お客様からの信頼を失い、場合によっては契約の解除や謝罪対応といった深刻な事態にも発展しかねない。突発的な欠勤や遅刻が多くなければ、たとえスキルが十分でなくても、周囲のサポートを得ながら信頼を築いていくことは十分に可能である。この「勤怠の重要性」を常に意識し、日々の行動に反映させてほしい。私たち全員が責任感を持って職務に取り組むことで、お客様からの信頼を得ると同時に、職場全体の雰囲気もより良いものとなるであろう。

M・Nさん(♂)

私が社会人になったのは40年前。当時のパソコンは現在と比べて非常にスペックが低く、メモリは768キビバイト(KiB)、ハードディスクは5MB程度のDOSマシンだった。私が入社したのは組み込み系の会社で、新人教育では8086アセンブラとC言語を学んだ。コンピュータの世界は変化が速く「エンジニアは30歳が定年」という説も当時はよく耳にした。若いころに身につけたスキルが通用しなくなり、年齢を重ねると管理職や別の職種への転身を余儀なくされる、という考え方である。幸いなことに、アセンブラやC言語は組み込み系の現場で長く求められるスキルであり続けた。アセンブラは50歳ごろまで、C言語は60歳ごろまで業務で使い続け、エンジニアとして仕事を続けることができた。変化の激しい業界とはいえ、すべてがすぐに陳腐化するわけではなく、長く通用する知識も確かに存在する。現在の新卒研修では、JavaやVBAを学ぶ機会があるだろう。これらは30年ほど前に登場した言語だが、今も現場で広く使われており、しっかり身につければ長く役立つスキルだと思う。私もTWSに入社してからVBAの勉強を始めた。若い人のようにすぐに覚えるのは難しいが、地道にしっかりと身につけていきたいと思っている。

H・Nさん(♂)

私には、大切にしている「魔法」がある。ひとつは、自分がつらい時や悲しい時に、心を元気づける魔法の言葉「なんくるないさ!」だ。すでにこの言葉を使っている人にもぜひ伝えたい。実は、この魔法の効力をさらに高める秘訣がある。それは「なんくるないさ」を単なる「何とかなるさ」と受け取るのではなく、「くじけずに正道を歩み続ければ、必ず良い日が来る」という意味で捉えることだ。ここで言う「正道」とは、自分が目指す道を意味している。他人とのバランスを保ちながら、自分にとって本当に大切なものを追い求め続ける、その姿勢のことだ。もうひとつの魔法は、周囲の人の心を癒し、自分との関係性を深めてくれる言葉「大変だったね。」だ。誰かが悩み、つらい思いをしているとき「大丈夫?気にしないで」と声をかけるのと「大変だったね」と寄り添うように言葉をかけるのとでは、どちらが心に響くだろうか?「大変だったね」という一言には、相手の気持ちに同じ目線で寄り添う魔力がある。他のどんな言葉よりも、人と人との絆を深めてくれる、優しい魔法なのだ。お互いにそうやって心を通わせることができたら、この魔力はさらに強くなるに違いない。最近、アニメ『葬送のフリーレン』にはまっており、そこに登場する「フランメの魔導書」になぞらえて、今回、話してみた。皆も、自分を元気づけたり、人を励ましたりする“魔法”を、自分なりに編み出してみてはいかがだろうか。

H・O執行役員(♂)

私が新卒で入社した会社では、社内に研修専門の部署があり、新入社員研修、リーダ研修、マネージャ研修など、さまざまな社内研修が用意されていた。それだけでなく、自衛隊研修などの外部研修も実施されていた。新入社員の皆が昨日受講した基本行動研修と同様のものを、私も入社2〜3年目の頃に、11日間の泊まり込みで受講した経験がある。研修では、早朝5時半から夜の9時半まで教官がストップウォッチで時間を管理し、すべての行動が厳密に制御されていた。食事や入浴も決められた時間内に行う必要があり、特に辛かったのは、食事中は私語厳禁であるにもかかわらず、笑顔を保たなければならなかったことである。新聞やテレビなどの情報に触れることができないため、曜日の感覚すら薄れていくような研修であった。また、同時期に受講した営業研修では、顧客に対するコンサルティングセールスの技法を学んだ。クロージングまでのプロセスを、さまざまな手法を用いて実践的に習得する内容であり、こちらも二泊三日で、夜遅くまでグループでの討論を繰り返す密度の濃い研修であった。このように多様な研修があるが、最も重要なのは、受講者本人が研修内容をどれだけ理解し、実践の中で身につけていくかである。新入社員の皆にも、会社が時間とコストをかけて実施している研修の意義をしっかりと認識し、真剣な姿勢で臨んでいただきたい。

S・Hさん(♂)

先日行われた日本一を決める全日本フットサル選手権での出来事だ。予選を勝ち抜いた後、3日間で準々決勝・準決勝・決勝の3試合を戦う非常にハードな大会である。しかし、準々決勝の勝利後、突如として体調を崩し、食事を摂ることができなくなった。翌日もほぼ何も食べられないまま試合に臨むことになり、決勝戦でも同様の状態が続いた。20年以上の競技人生において、何も食べずに試合に挑むのは初めての経験だった。それでも結果を残すことができたのは「今の自分に何ができるのか」を考え、それを実行したからだと考える。本来ならば、自分の持てる力を100%発揮するのが理想だ。しかし、現実には怪我やコンディション、メンタルの状態に左右され、常に最高のパフォーマンスを発揮できるわけではない。もちろん、万全の自分を求めることも重要だが、その日の状況に応じて「その時に出せる力の100%を尽くす」ことに意識を向けるべきだと改めて実感した。当時の私は、チームを引っ張り支える立場にあったが、体調を考慮した結果、その役割を果たすのは難しいと判断した。そこで、潔くチームメートに支えてもらうことを決めた。そう割り切ることで、自分のやるべきことが整理され、結果、食事を摂れていないことへのストレスも軽減され、メンタル面も安定した。また、エネルギー不足によるパワーの低下を考慮し、プレースタイルも調整した。結果的に自分だけの力ではないが、第2位という成績を収めることができた。このことから、その日の状況に適応し、自分のできることを整理し、その中で100%を出し切ることの大切さを実感した。しかし、フットサルでは環境に適応し、状況を判断して実行する力を発揮できる一方で、仕事においてはまだ十分に活かせていないと感じている。今の自分の目標は、仕事の場でも同じように適応力を発揮し、与えられた環境の中で最大限の力を発揮できるようになることである。

K・Yさん(♀)

7月より統計システムの保守案件に参画し、先日3月31日に無事システムリリースを迎え、保守作業を終えることができた。私はこの一年間、主にバグ修正や機能追加といった作業を担当してきた。研修で学んだような基本的なエラーだけでなく、一週間以上進捗が出せずに苦しんだ内容もあり、思うように作業が進まない日々には、帰宅後も頭の中で考えが巡り、仕事中に体調を崩してしまうこともあった。そんなとき、同じプロジェクトに携わる先輩方はもちろん、同期や別部署の方々からも温かい言葉をかけていただいたり、体調がすぐれない時には栄養ドリンクを差し入れていただいたりと、たくさんの支えをいただいた。そのおかげで、最後までやり遂げることができたのだと思う。この経験を通じて、自分が思っている以上に多くの方々が気にかけてくださっており、見えないところでも支えていただいていたのだと実感した。温かく見守ってくださった皆さまには、心から感謝している。そして4月から、私は新卒社員から「先輩」と呼ばれる立場となった。技術面ではまだまだ未熟であり、諸先輩方には遠く及ばないものの、入社2年目だからこそ気付ける不安や疑問があると感じている。そうした点に寄り添い、後輩をサポートできるよう努めていきたい。新卒ではなかなか経験できないような、非常に恵まれた案件・環境で1年間業務に携わることができた。だからこそ、今年はこの1年で学んだことをさらに活かし、より成長できるよう努力していく所存である。

H・Kさん(♂)

先日、楽天証券においてフィッシング詐欺の被害が多発しているというニュースを見た。被害者は、保有していた株式や投資信託が勝手に売却され、代わりに謎の中国株を購入されるという被害を受けていた。その中には、結果的に数百万円の含み益が発生した人もいるようだが、自分が同じ状況に陥ったらと思うとぞっとする。インタビューを受けた被害者の中には「思い当たる節がない」と話す人もいた。フィッシング詐欺の手口は年々巧妙になっており、以前のような明らかに不審なメールではなく、一見すると正規のものと見分けがつかないケースが増えている。そのため、対策として、メールに記載されたURLを直接開かず、ブックマークした公式サイトや正規のアプリからアクセスする習慣をつけることが重要だ。また、被害を防ぐためには、昔から言われている「IDやパスワードを使い回さない」といった基本的な対策を徹底することに加え、二段階認証や二要素認証を導入し、セキュリティを強化することが不可欠だ。日頃から注意を怠らず、自己防衛意識を持って行動していきたい。

M・Kさん(♀)

来週、新卒社員が入社する。私自身も昨年4月に入社し、社会人として1年が経過した。この機会に「この1年を振り返ってどうだったか」、そして「後輩にどのように接するべきか」を考えたい。まず、この1年を振り返る。私は社会人未経験の新卒として入社し、当初は会社の色にいち早く染まろうと考えていた。しかし、すぐにそれが新卒に求められていることではないと気づいた。むしろ、新人には社内や部内に新しい風を吹かせ、雰囲気を活性化させる役割があると学んだ。営業に配属された私は、多くの先輩に相談しながら業務を進めたが、同じ質問をしても意見が異なることがあり、その中で取捨選択に迷うこともあった。改めて振り返ると、試行錯誤の多い1年だったと感じる。そして、来週入社する後輩に対してどう接するべきか。今の時点で深く悩んでも仕方がないが、ひとつ決めたことがある。それは「いつでも話しかけやすい存在でいること」だ。そのために、自分の機嫌によって接し方を変えたり、八つ当たりしたりしないよう心掛ける。社会人2年目として、恥ずかしくない振る舞いを意識し、後輩にとって頼れる先輩になれるよう努めていきたい。

R・Kさん(♂)

来週、新卒社員が入社する。この機会に「初心忘るべからず」という言葉を思い出した。皆は、自身の初心を覚えているだろうか。私の場合、学生時代とは異なり、労働の対価として給与を得る立場になることで、責任を持って働こう、社会人としてのマナーを意識しようと考えていた。間もなく入社4年目を迎えるが、当時の熱意を保ち続けているだろうか?ハキハキとした受け答えができているだろうか?振り返ると、毎日強く意識できているわけではないと感じる。「1.01の法則」という考え方がある。毎日、昨日の自分より0.01だけ努力する人と、逆に0.01ずつ怠ける人とでは、最初はわずかな差でも、1年後には大きな違いが生まれるというものだ。この法則のように、日々の積み重ねがその人の人となりや将来の自分を形作るのだと私は考えている。初心がすべてではない。しかし、仕事に対する目的意識や大切にしたい価値観を、人に聞かれたときに迷わず答えられるくらい、自分の中に確立しておきたい。どんなことでも継続するのは難しいが、新入社員を明るく迎えるためにも、皆で改めて意識してみてはどうだろうか。

K・Kさん(♀)

「1年間でやりたい100のことリスト」とは、その名の通り、1年間で達成したいことを100個考え、リスト化するものだ。このリストには大きく二つのメリットがある。一つは、漠然と考えていた目標を具体的に書き出すことで、意識的に行動するようになること。もう一つは、目標が明確になることでモチベーションが高まることだ。実際に、このリストを作成して以来、資格勉強への意欲が高まり、毎晩少しでも勉強するという習慣が身についてきた。リストに沿って少しずつ行動することで、成長を実感できている。ただ、このリストの難点は、やりたいことを100個考えなければならない点だ。書き上げるコツとしては、大きな目標を細かく分け、それぞれを個別の目標として設定する方法がある。例えば「資格試験に合格する」という目標を「参考書を1冊読む」「問題集を1回解く」といった具体的なステップに分けることで、達成感を積み重ねながら最終目標へと近づくことができる。1年の終わりにリストを振り返ったとき、達成した項目があれば自信につながり、やり残したことがあっても、その経験が次の学びとなる。ぜひ、皆も「1年間でやりたい100のことリスト」を作ってみてはいかがだろうか。