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3分間スピーチ

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A・Hマネージャ(♀)

「三点リーダー症候群」という言葉を聞いた事はあるだろうか。「○○ですが…」と末尾にドットを付け、文章を終わらせる人の事を指すそうだ。言いたいことがある、続きがあるが言いづらいという場合に使われがちで、使い方によっては表現を広げてくれる便利な記号であるが、逆に自らの責任を逃れ、相手の捉え方に委ねるといった形で使われることもあるそうだ。お客様への文章においてはこのような手法を使う事はないと思うが、社内等でのやり取りでは使ってしまう事も多く、責任を逃れようとしていると思われても仕方がない。「○○ですが…」と終わらせるのではなく「○○ですが、このようにしてはいかがでしょうか?」と相手にどうして欲しいのかを付け加えることで相手に対する安心感が増す。確かに、自分が上司に質問した際「こうして下さい」と言い切っていただけると安心して仕事を進められる。このように言い切れるようになる為には、まず自分の知識を増やすことが重要だ。現状に満足するのではなく、日々学ぶ姿勢を大切にし、自分の言葉に責任を持って言い切れる事を増やしていきたい。

M・Iさん(♀)

標的型メール攻撃というのは、特定のターゲットに対し、悪意のある添付ファイルやURLを送り付け、個人情報等を盗み取るというサイバー攻撃の一つだ。あるお客様からこの標的型メール攻撃の模擬訓練を依頼され模擬訓練を行ったのだが、1回目のメール開封率は30%。2回目は更に巧妙に装って開封率を上げようとしたところ、逆に開封率が5%程度に留まってしまった。何故開封率が一気に下がってしまったのかをお客様に確認したところ、模擬訓練の当日に訓練を実施すると知らなかった社員の一人が、標的型メール攻撃について注意喚起したからであった。お客様は模擬訓練が失敗してしまったと気落ちしていたが、訓練は失敗ではない。1回目の模擬訓練の結果がちゃんと活かされ、常日頃から自分たちで注意喚起するようになった結果、開封率が5%に留まったのであり、逆に訓練は成功したと言えるのではないか。オリンピックが近づくと、標的型メール攻撃以外にもサイバー攻撃は更に巧妙さを増しながら増えてくる。私達も常日頃からサイバー攻撃の脅威を認識し、普段の日常でも気を緩めず気を付けていきたい。

Y・Yサブリーダ(♀)

私が社会人になって一番最初に教えられた言葉、それは「初心であれ」である。社会人になって10年以上経つが、今でも事ある毎にこの言葉が思い浮かぶ。「初心であれ」は、社内でもよく言われている「原点回帰」や「初心忘るべからず」とほぼ同義の意味だが、私は初心に立ち戻るのではなく、常に初心の気持ちで何事にも挑むようにとよく言われた。社会人になって初めての時は、右も左も分からず何事にも一生懸命だ。しかし2年、3年と時が経つごとに初心を忘れ、緩みが出てきてしまう。その緩みこそがミスに繋がり、相手からの信頼や気持ちを裏切ってしまうことになる。そのようなことにならないよう、私は常に「初心であれ」を心に留め、初心であるように心がけている。現在、私は入社説明会の実施や新入社員教育を担当しており、入社間もない人達と触れ合う機会が多い。自分もそうであったように、入社したばかりの頃は未来に向けて期待を持つ反面、不安になることも多いだろう。だからこそ、TWSが一番大切にしているGNO(義理・人情・思いやり)を言葉だけでなく働き方や行動で示し、安心して業務に取り組めるよう気持ちを込めて業務を進めていきたい。

K・Sさん(♀)

先日、携帯会社大手2社が契約の解約ページとモバイルナンバーポータビリティのページを、意図的に検索避けとするようにしていたことが発覚した。検索避けとは、YAHOOやGoogle等の大手検索エンジンに検索キーワードを入れて検索してもヒットさせないようにする方法で、意図的に実施しなければ出来ない為、言い逃れの出来ない案件である。会社指示なのか、はたまた個人の勝手な判断なのかは不明だが、契約解除はどの会社でも出来るだけ抑えたい事案だろう。しかし、単に検索避けを外せば信頼もイメージも元通りと言う訳にはいかない。このように目先の利益を追った利己的な部分が一度でも明るみに出てしまえば、ブランドイメージの低下は免れず、またユーザの信頼度も一気に下がってしまう。これはしばらく続くだろう。例え意図しない小さなミスだとしても、大きなクレームに発展する可能性があることを常日頃から意識し、一人ひとりが意識して取り組んでいくことが大切だろう。

Y・Aさん(♀)

実は私は印鑑があまり好きではない。年度変わりとなり、業務だけでなくプライベートでも印鑑を押印する機会が多くなったが、上手く押せたと思っても斜めになっていたり文字が掠れてしまったり、それ以外にも印鑑を忘れてしまったが為に再度出直さないといけなかったりと、何かと不便なことが多いからだ。そんな印鑑だが、多くが丸い形をしているのには意味があるのを知っているだろうか。印鑑が丸いことで、押印前に上下左右を確認してから押す等で慎重になり、押印する前に一瞬の「間」が生まれる。ほんのわずかな時間ではあるが、この「間」に印鑑を押すことによって生じる責任や誠意を今一度考えるゆとりを持つようにという意味で、印鑑は丸い形になっているそうだ。また私のように押印が苦手な方は、書類と印鑑を逆さにすると上の印を確認しやすく曲がらなくなる。また押印した時に「の」の字を書くように力を込めると上手く均等に押印できるそうだ。どんな気持ちで押された印鑑であれ、押印するからには責任が伴う。印鑑の廃止も検討されている昨今ではあるが、印鑑を押す一瞬の間を忘れず、契約には真摯に向き合っていきたい。

迎社長(♂)

2021年3月に入り、気付けば3.11東日本大震災から10年が経つ。当時、私は立川青年会議所の一員として、震災の1か月後にはボランティアとして石巻市へ向かった。当時の石巻市は震災の爪痕が色濃く残っており、道路に残るヘドロや津波跡、数階建てであろう建物の屋上に船が刺さっていた光景は衝撃そのものであった。当時の映像で目に焼き付いているのは、津波が数百メートル後ろから瞬く間に迫りくる瞬間に高台の崖に必死に駆け登る人の姿。どうにか高台に登った直後、その津波に車や家が飲み込まれていった。自分だけは逃げて助かる。誰かを助けて津波に呑みこまれる。こんな葛藤と現実を現地の方々が言っていたのを思い出す。生死にかかわる苦渋の決断を瞬時に。。そのトラウマは、今を生きる上でも当時の記憶は消すに消せないはず。「もし、あの時が最後だと分かっていたら」震災から1年後の式典での朗読を私は忘れない。当時の中学生が朝家を出る前にお母さんに「うるさい。しつこい」と反発した生意気な言動が最後となってしまったという後悔のスピーチに心打たれた。復旧と復興は異なる。「復旧」とは元の状態に戻すこと「復興」とは一度衰えても再び盛んになること。被災地は果たして復興出来ているのだろうか。答えは否だろう。来年の秋には汚染水が入る貯水タンクが許容量満杯となるが、10年経つにも関わらず未だその後の対応は決まっていない。この3分間スピーチの場でもよく「当たり前は当たり前じゃ ない」と皆が心に残るスピーチをしてくれているが、まだ対岸の火事・他人事から抜け出せていないと感じる。コロナ禍が続く中、今年もすでに2ヵ月が過ぎた。年度末の3月。振り返って後悔しない為にも、今月が勝負である。

T・N部長(♂)

ずっとお世話になっていた地元の先輩が、約4年前に事故で亡くなって以来、お盆と年末年始に地元で帰省する際には、必ず先輩の家でお線香を上げに行っていた。しかし、昨年はコロナ禍で帰省が出来ずお線香も上げられていなかった。世間でもコロナ禍により帰省自粛が叫ばれており、仕方ないことだと思っていたのだが、年明けにその先輩のお父様から健康を気遣う連絡を貰って、改めて連絡もしなかった無精に気付き後悔した。TWSのスローガンにもなっているGNO(義理・人情・思いやり)。その中の義理とは「物事の正しい筋道。また人として守るべき正しい道」とある。一人で勝手に仕方ないと納得して連絡もしない、そんな義理の無い行為を自分も知らず取っていたことに反省しきりだ。人から貰った恩を当たり前と受け取っていれば、人は離れていってしまう。受けた恩は倍にして返す、それこそがTWS流儀だろう。約1か月後には新たに新卒社員が入社してくる。GNOの定義は人それぞれあるだろうが、道筋は皆同じなはずだ。新入社員にTWSのGNOとはなんぞやを語れるよう、今一度自分を振り返り、立派な背中を見せれるような人になりたい。

T・Y部長(♂)

ソフトバンクが今年3月の決算で3兆円の純利益を報告し、昨年の1兆円赤字計上からの見事なV字回復を見せた。要因としては以前の主産業であった通信サービスや出版から、投資メインへと変革した結果だ。昨年の今頃と言えばコロナ禍で世間が騒ぎ出した時期であり、そこで単なる赤字回復目的の事業変革を行うだけでなく、生活様式の様変わりと同じく、業態転換を行ってきたことが大きく影響している。では会社が成長する為にはどうすれば良いのか。そう聞かれても答えられる人は少ないだろう。しかし、こんな時こそ迎社長がよく仰る1.01の法則を思い出してみて欲しい。毎日ほんの少し努力して昨日の自分より1.01ずつ成長すれば1年後は37.8倍成長している計算になる。社員全員が37.8倍成長すれば会社全体では×人数成長していることにならないだろうか。努力を怠らなければ結果は必ずついてくる。TWSでは毎週勉強会も行っており、自分が努力すればするだけ成長出来る下地は整っている。最近、仕事の慣れも手伝って気の緩みが出ていると自分で感じることがある。今一度、気を引き締めて1.01ずつ成長していく為に自分を鼓舞していきたい。

K・A執行役員(♂)

コロナ禍が長引いている。TWSでも勿論影響は出ているが、毎日仕事があり、毎月給与をいただいていると、どうしても意識が薄れがちだ。しかし、昨年はコロナ禍関係での倒産社数が5万社、失業者が数十万出ている。仕事があるというのは当たり前のことでは無い。一時期、海外へバックパックに行って現地を紹介するyoutubeをよく見ていたのだが、発展途上国と言われる国では未来を考えるどころか、今日をどうやって生き抜くかすら怪しい国がたくさんある。日本に居ると犯罪率の低さやインフラ関係の充実等、恵まれた環境を当たり前だと思ってしまうが、この「慣れ」が感謝や有難みを見えなくする恐ろしい感覚なのではないだろうか。少し前ではあるが、ドラマ半沢直樹で「感謝と恩返し」という言葉が使われていたことが印象に残っている。これはどの業界でも、ましてやプライベートでも同じで、目先の利益ばかりを追求して感謝と恩返しの気持ちを忘れてしまえば人はついてこない。調子が良い時は良いが、いざ自分の調子が悪くなった時、助けてくれるのは誰か。それは感謝と恩返しの気持ちで繋がった人達に他ならないだろう。当たり前だと思っていることを今一度見直して、会社、友人、家族、自分を支えてくれている周りの人達への感謝の気持ちを思い出してみてもらいたい。

M・Mリーダ(♀)

TWSではみずほ銀行が進めている「J-coin pay」を導入しての電子決済を始めた。最近ではコンビニだけでなく、飲食店やスーパーなどでも電子決済を取り入れている店が多く、数年前と比べると一気に電子決済が普及したように思う。しかし、先進国の中で見ると日本の電子決済の普及率はとても低いそうだ。実際にデータを見てみると韓国では89%、中国で60%、欧米諸国が50%前後の中、日本での普及率は18%程度に留まっている。では何故、電子決済が普及しないのか?それは偽札が少ないことへの紙幣への信頼度、治安の良さやATMの設置率の高さ、そして自然災害の多さが挙げられるそうだ。電子決済はスマホ1つという身軽さが魅力だが、逆に言えばネットワークなど環境が整っていることが条件でもある。先日も大きな地震があったが、日本は地震や水害等の影響が多く、いつ大災害に見舞われるか分からない。その際、もし電力供給がストップしてしまったら、頼りになるのは現金である。非常用バッグの準備項目にも必ず、当面の金銭という項目がある。電子決済は便利であり今後もどんどんと普及していくだろう。しかし、デメリットも勿論あることを認識して活用していくと良いのではないだろうか。