新卒社員が入社してから、早いもので4か月が経つ。今年は技術部門だけでなく、営業や採用、経理などでもOJTを行っている。その中の一人は「苦手なパソコンを克服したい」という思いからIT業界を志望し、コミュニケーションが活発な当社に魅力を感じて入社した。そして現在、人事部門でOJTを受けている。持ち前の気づく力や飲み込みの早さ、思いやり、そして行動力を発揮し、滞っていた業務を次々と前へ進めている。採用公式LINEの運用や合同説明会の準備・運営、応募者管理など、採用活動にも大きく貢献している。学生に選ばれる採用活動を行うためには、つい数か月前まで学生だった人の視点が非常に貴重である。説明会でも、自身の就職活動や入社後のリアルな体験を話すことで、多くの学生が興味を持ち、エントリー数の増加にもつながっている。今後、別部署へ配属されることを思うと「いなくなったら困る」と感じてしまうほど、今では頼もしい存在となっている。一方で、採用を取り巻く環境は今後さらに厳しくなる。少子高齢化の影響により、大学卒業者数は2026年以降、本格的な減少局面に入ると予測されている。これまで以上に、企業は学生から「選ばれる存在」でなければならない。新卒採用は単に人数を増やすためではない。将来の幹部候補を育て、会社の文化や技術を次の世代へ受け継ぎ、組織の活力を維持していくために欠かせないものである。そのためには、採用担当だけでなく、社員一人ひとりの協力が必要である。説明会で学生と接するとき、現場で若手を育てるとき、そして日々の仕事への取り組み。その一つひとつが、「学生に選ばれる会社」につながっている。これからも、一人ひとりができることを積み重ねながら、未来につながる会社づくりを社員一丸となって進めていきたい。